2007年10月30日
君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956
試写会にて鑑賞。
1956年、ソ連の支配下にあったハンガリーの動乱と、その数週間後のオリンピックで起きた水球競技での“メルボルンの流血戦”。
学生運動に身を投じるヴィキという女子学生と、水球のオリンピック選手カルチとの、哀しい世情を通して描かれる恋愛劇。
ハンガリーの失われた歴史を伝えるべく、万感の思いで作られたなかなか力の入った作品。
知らない歴史はまだまだある。。。

ただ・・・私にはちょっと・・・

ヴィキ役のカタ・ドボーに魅力を感じず、動乱の女闘志としてのスタンスも曖昧な気がして、そこへ持ってきての何だか無理矢理とってつけたような恋愛劇の展開が、どうにもハリウッド的メロドラマ仕立てで興ざめ。

水球の試合のシーンなど素晴らしいのに・・・うーむ残念
