2006年02月15日

歓びを歌にのせて

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2005年のオスカー外国語映画賞にノミネートされた、スウェーデンの作品。
音楽を通じて生きる喜びを伝える映画で、最近では仏映画『コーラス』なんかも同じ部類に入るでしょうか。
『コーラス』では、国際的な指揮者となった主人公が、過去を振り返る形になっていましたが、コチラは、著名な指揮者が心身ともに疲労困憊して、幼い頃に一時期過ごした故郷の村へ帰り、思いもかけぬ、村人たちとの交流から、また音楽と人生の歓びを与えられる・・・というお話。『コーラス』は美しい天使の歌声で、コチラは大年増の天使の歌声♪(笑)
でも・・・
なは〜二本立て鑑賞で『ジャーヘッド』の後に観た為、
かなり癒されました〜良かった、良かった♪わーい(嬉しい顔)

天才的な指揮者として世界に名を知られるダニエル・ダレウス(ミカエル・ニュクビスト)は、精神的にも肉体的にも限界にあり引退を覚悟して、幼い頃母と暮した小さな村ユースオーケルに一人やってくる。
村人たちは誰も幼い頃のダニエルと現在の彼を同一人と知る者は無かったが、地元の有志たちで歌っている聖歌隊の指導を彼に頼んでくる。最初は戸惑うダニエルだが、私生活にそれぞれの悩みを抱えるも、共に歌い、音楽を楽しむ村人たちの姿に触れ、また新たな音楽の素晴らしさに共鳴していくのだが・・・。

ストーリーに新鮮味はないかもしれないけれど、名指揮者でありながら自らの過去と、生と死に怯えるシャイな男の魅力をタップリ魅せてくれるダニエル役のミカエル・ニュクビストが素晴らしい!それぞれの悩みを抱える村人たちの素顔の人間ドラマも見応え充分。
やはり音楽、されど音楽・・・・楽しい時間を共有しても悩み多きそれぞれの生活は一朝一夕には行かない・・・。
けれど、少しづつ雪が解けるように心には生きる勇気と歓びが・・・そんな映画でしたね。
ダニエル役のミカエルが、私的にはビル・マーレイに似てる気がしてしょうがなかったわい。(笑)
聖歌隊の中では、夫の暴力に怯える女性ながら素晴らしい歌声をソロで聴かせてくれるヘレン・ヒョホルム。
愛に純粋であるが為に苦しむ女性、聖職者の夫を愛しながら夫の欺瞞の影に苦しむ女性・・・・等々、本当に其々がその弱さと強さを讃えた演技をば披露しています。人間として一番恥ずかしい部分を抱えて生きているのが聖職者である牧師というのも皮肉なもので、その妻の賢明さや強さにも打たれました。
ストーリーは、ダニエルの人生と聖歌隊のオーストリア遠征コンクールにクライマックスを迎えていきますが・・・
私はダニエルの・・・というより、やはり聖歌隊の歌声に心が震えました。
それぞれに違う音を発する人間の歌声の素晴らしさ、それらが一体となるハーモニーの素晴らしさ・・・
イコール・・・本当に生きる歓びなんですね〜るんるん
posted by ラクサナ at 18:25 | Comment(6) | TrackBack(1) | 2006年 2月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
そちらでもご覧になれたんですね〜♪
 >ハーモニーの素晴らしさ
本当に! 癒されましたよね〜 「ジャーヘッド」の後にではさぞや!とお察し申し上げます!! 登場人物が多いのでちょっと散漫になってしまった感じはしますが、十分感動作でした。
で、ごめんなさいね〜せっかくTBにおいでくださったようですのに反映されませんですか!?可笑しいなぁ・・ブログですが、一昨日のメンテから何故か昨日も最悪の状態でして、ご迷惑おかけしました〜泣。懲りずにまた何度か試してみて下さいませね!ヨロシク♪

Posted by マダムS at 2006年02月18日 07:14
マダム、TB有難うございます。
確かマダムは鑑賞済みだと思っておりました。
マダムの記事にTBが張れないのはきっとサーバーのせいですよね。コチラこそお気遣い申し訳ないです。メンテは又明日も午前3時から9時ごろまであるみたいですよね。(爆)早速今のうちにマダムの感想読ませて頂きに行きます〜!^^

この作品、確かに登場人物のエピソードが多すぎましたよね。どれも結構重いんで、主人公であるダニエルの人生だけに集中する訳にもいかず・・・彼のラストは、ちょっとそうしなくてもいいような気がしたんですが・・・。(^^;でも本当に充分感動作でした!やはり音楽っていいですよね♪
Posted by ラクサナ at 2006年02月18日 18:17
お母さま、ウィルったら一人でタイタン号に転属することになったの。ちょっとショックを受けています。ウィルの存在ってやっぱり大きかったのね…

 この映画、お正月に観ました。DV受けながらも「これが私の人生なの!」って力強く歌い上げる女性や、ちょっとぽっちゃり系の若い女性、閉鎖的な雪国にいそうな男性陣… いろーんな人が出ていましたが、音楽は何かを他の人に伝えるもの。一人だけでは成り立たないから自然と人と人のつながりも描かれていくのね…と勝手に思ってました。映画の最後、あの声の響き・共鳴には鳥肌が立ちました。決して派手な映画ではないけれど、観て良かったと思える映画でした♪
Posted by Deanna at 2006年02月19日 10:11
Deannaちゃん、あらまっ!ウィルはU.S.S.タイタン号の新艦長になって、Deannaちゃんを置いていちゃったのかしら?それは母としては許せませんですわ。今すぐお仕置きしに向かいたいと思います!(爆)

『歓びを歌にのせて』ご覧になってたのですね。
それぞれの人生の歌声を一つのハーモニーにして・・・良い映画でした。ラストは思わず私も声を発しそうになりましたわ。私も観て良かったと本当に思える作品でした♪
Posted by ラクサナ at 2006年02月19日 22:35
やっと見ることができました。
う〜〜ん、良かったです(^^)
音楽がテーマになっている作品はいいですね。
映画館で観ていたら、私も上半期ベスト10に絶対入れていたと思います。
Posted by Ako at 2006年09月14日 09:14
[Em146]Akoさん

ご覧になりましたか!
やはり人と人との繋がりに、音楽という共通の歓びがあるってことが、何とも感動を呼びますよね♪
本当に、生きる歓びを感じるあのハーモニーには鳥肌がたちました。^^
Posted by ラクサナ at 2006年09月15日 16:32
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『歓びを歌にのせて』
Excerpt: (原題:Sa som i himmelen 英題:AS IT IS IN HEAVEN) 2004年/スウェーデン 第77回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品 監督・脚本:ケイ・ポラック 出演:..
Weblog: Brilliant Days
Tracked: 2006-02-18 07:13
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