2006年02月18日

ナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女

NARNIA THE LION.jpgNarniaThe Lion.jpg

試写会にて鑑賞。公開は3月4日。
指輪物語と並ぶC・S・ルイスの名作ファンタジー。
7巻に及ぶ物語の第一章ライオンと魔女を、『シュレック』シリーズのアンドリュー・アダムソンを監督に、ディズニーが映画化。

いやいや、指輪物語は、大人になって第一巻だけ読んで挫折したけれど・・・
この『ナルニア国物語』の第一章は、多分児童書で小学生の頃読んだ懐かしい作品。
(7巻全部読んだかは不明・・・^^;)
箪笥の中から広がるファンタスティックな世界観にすっかり幼心を奪われ、
ファンタジー小説の素晴らしさに魅了された作品でもあり、実際に箪笥をパクって幼いながらお話を自分で書いた覚えもあります。確か(何故か)整理ダンスの一段目を開けると冬、二段目は春・・・なんてね。(^^;
実際衣装ダンス入って、母親の下着(レースのスリップ)を着て、友達と「白い魔女だぁ〜」なんて遊んで、思いっきり怒られた覚えもあり・・・。(ナルニアが衣装ダンスで良かったなぁ・・・車のトランクだったら、『スカーレットレター』(韓国映画)になっちまってたかも・・・恐;)
現実と時の流れが一致しないナルニア国ってのも良いですよね・・・
もしかして、衣装ダンスに今入ったら・・・アノ頃に戻れるかも?(爆)
まっ、幼き日の(今も)アホ話はこれぐらいにして・・・わーい(嬉しい顔)

映画版ナルニア国物語は・・・


第二次大戦下のイギリス。
ぺベンシー家の4人兄妹たちはロンドンの空襲を逃れる為、泣く泣く母と別れ、田舎のカーク教授の家に疎開することになる。
カーク教授の古くて広い邸宅内で、兄や姉とかくれんぼをしていた末っ子のルーシー(ジョージー・ヘンリー)が、空き部屋にある大きな衣装ダンスに隠れようと中に入ってみると・・・・そこには雪に覆われた別世界が広がっていた。
その世界に住む、上半身は人間で足は獣であるフォーンという不思議な生き物、タムナス(ジェームズ・マカヴォイ)に出逢ったルーシーは、彼の家へ案内されお茶をご馳走になる。そして一時を過ごしたルーシーであるが箪笥に入り邸宅へ戻ってみると、兄姉たちはまだかくれんぼの最中。最初はルーシーの話を信じない兄姉たちであったが、やがて4人の子供たちは箪笥から広がる世界へと運命に導かれるまま入っていく。そこは偉大な王アスランが支配する国でも、冷酷な白い魔女(ティルダ・スウィントン)によって、1000年もの間、クリスマスもない冬に閉じ込められたナルニア国であった。

予告や写真で観る限り、4人の子役たちにそれほど感情移入されるものは無かったけれど、
もう冒頭から末っ子ルーシーを演じるジョージー・ヘンリーちゃんには魅せられましたね〜!
とっても可愛いくて表情が豊か、タムナスの家でお茶を飲むルーシーは、さながらイギリスレディの魅力を感じさせる優雅な演技。ルーシーがタムナスを初めて見たビックリ嬉しそうなお顔も、キュートだった!(このことはコチラにメイキングのエピソードあり)

NarniaThe Lion4.jpg

タムナスを演じるジェームズ・マカヴォイも、フォーンの姿が似合っていて、なかなか素敵。出演歴を見ると『ウィンブルドン』に、ポール・ベタニーの弟役で出ていたようだが、記憶がない。(−−;

NARNIA THE LION2.jpgMcAvoy.jpg

リーアム・ニーソン声のアスランも、荘厳で、でかくって・・・キツネさん声がルヴァート・エヴェレットなのも嬉しい。
とにかく現代のCG技術を駆使してこそ映画として描けるナルニア。
この先、もっと技術が進めば・・・って感もなくはないけど、合格点でしょう。
そんな中、白い魔女を演じるティルダ・スウィントンは、彼女独特の個性と長身を尊重してか、厚めのファンデーションながら、特別ビックリするような濃い目のアイメイクも無く、勿論彼女自身は殆どCG処理も無く魔女を演じていて素晴らしい。

NARNIA THE LION3.jpg

映画として、ラストの戦闘シーンなどの迫力や魔女の恐ろしさなどには、ビックリ仰天させられるものは無いかもしれないし、ドラマチックな演出も若干優し目な気がするけれど・・・
やはりディズニー製作だけあって、PG指定も無く子供たちに見せられる映画になっているのも好ましい。
そんな中で、ルーシー以外のぺベンシー家の子供たち、長男ピーター(ウィリアム・モーズーリー)、長女スーザン(アナ・ポップルウェル)、次男エドマンド(スキャンダー・ケインズ)も、それぞれの性格と役割を演じて、4人の兄弟愛が力を合わせるストーリーを見事に演じ、充分な魅力を発揮してくれました。
他にジム・ブロードベントがカーク教授役を演じているけど、特別有名な俳優をキャスティングしていないのもこの作品の特徴であるかもしれませんね。
という訳で・・・
私的には、忘れていた物語を、そうそうそんな話だったよなぁ〜っと当時のワクワクする楽しい気持と一緒に思い出させてくれる、
昔お子様だった大人にも優しく嬉しい作品に仕上がっていました。

第二章の『カスピアン王子のつのぶえ』も、もう脚本は完成しているようで、2008年頃に公開予定とか・・・
幼い頃の自分が第二章も読んでいたかどうか、二作目を観て確認するのも楽しみでするんるん


posted by ラクサナ at 07:39 | Comment(7) | TrackBack(4) | 2006年 2月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
はーい、見てきました。勉強不足、知識不足の私が見たら、「?」と思う事が多かったです(^^;)
あの戦闘シーンもやっぱりロード・オブ・ザリングに比べると(比較しちゃいかんかもしれませんが)迫力不足で原始的過ぎてしょぼかった・・・
ルーシー役の女の子は可愛かったですねー。タムナスの家でお茶のシーン[Em51]なんかレディみたいだったし、話し方もとても優しくて上品でした(^^)
でも・・・ルーシーにしても、エドマンドにしても知らない人に簡単に着いて行っちゃだめよ!(笑)
Posted by mei at 2006年02月26日 20:32
観ました〜!!観ましたよ〜! 1日経ったのにまだ興奮してます。
 私,元からこういう世界にハマりやすいのですが,やっぱりハマってしまいました。
 指輪物語はトールキンが細部までこだわったお話。ナルニアはルイスが読者の想像を掻き立てるように書いたお話。同じ英国伝承民話に出てくる生き物はたくさん登場しますが,中身がまるで違います。聖書の影響も受けまくりですしね。
 まぁ,元々言語学者だったトールキンがエルフ語を開発して,エルフ語を話す人々の生活を書きたいがためにできあがった作品が指輪物語ですよね。…それにしても,ルイスって数学者なのに文才もあるなんて・・・。うらやましい限りです。私のイギリス熱は益々上がっていきそうです。
Posted by Deanna at 2006年02月26日 23:34
[Em4]
>meiさん
お待ちしておりました〜!
最初のコメント有難うございます[Em146]
やはり戦闘シーンなどは、比べればショボイのですが、子供たちの夢と想像力を掻き立てる原作の雰囲気にはナルニアの描き方は程よく素晴らしかったと私は思いました。ルーシーちゃん、本当にレディでしたよね。お茶のシーンでは、ちょっと背中がゾクッとしましたよ。(笑)

[Em4]
>Dannaさん
イギリス文学熱、益々上昇中ですか!?
ナルニア・・・そうですよね、アラカンの犠牲と復活のシーンなど聖書の影響受けまくりですが、そんなことよりも、やはり子供たちに想像力を掻き立てる物語に、私も又ワクワクしましたよ[Em146]
特に原作には確か描かれていない、冒頭の現実であるロンドンの空襲シーン。子供たちにとっては最悪の状況の中から、ナルニア国で成長していく彼ら。結局そこで又彼らは戦うことになるという、そんな皮肉も子供の頃に原作を読んだときには知りえなかったことでしたね。そんな内容もぺベンシー家の兄弟たちの成長に心が熱くなる母なのでした。^^
では興奮の最中、ホロデッキのナルニアでお会いしましょう!(^_-)-☆
Posted by ラクサナ at 2006年02月27日 18:54
私も観てきましたよ!
そうか〜、ラクサナさんは原作読んでらっしゃるのね。
私は読んでないので思い入れも何もない状態で観たからか、かなり辛口意見になっちゃいました。(苦笑)
でも、小さい子供が観るんだったら戦闘シーンもこれで丁度良いくらいですよね。
最初から「ロード〜」と同じ系統の映画だと決め付けて観てしまったのが失敗だったかも・・・(>_<)
それでも、大人になった4兄弟はすっかりイイ男になってるじゃないの〜!
一緒に観たオバハン達は「成長した兄弟がもっと見たかったよぉ〜〜!」と口を揃えていってました。やっぱりミーハーやな。(爆)
Posted by みはまま(nike) at 2006年03月12日 18:13
[Em4]みはままさん
確かにLOTRと予告の雰囲気似てるから、物足りなく感じるのも判りますよ〜!
いや〜原作を読んでいると言っても、いにしえの小学生の頃なんで、殆ど忘れているような私でございますが・・・(笑;)
懐かしい箪笥から広がるナルニア国の不思議な生き物たちも良かったし、それに4人兄弟たちを演じた子役たちが、読者たる世界の子供たちの代表といった感じで、素朴で普通っぽいのも好感が持てて、原作の雰囲気をよく出している気がしました。
それゆえ、成長したイケ面兄弟!?
もう忘れております・・・ぎゃ!私としたことが・・・[Em142]

Posted by ラクサナ at 2006年03月13日 18:38
第1章は、原作を知らない者にとっては、興味をそそられる物語の始まりって感じで、この先の4人の成長が見てみたい。
次回は、成長した4人の俳優さん達が出てくるのか楽しみに待ちましょう。
Posted by たくろう at 2006年03月21日 20:44
[Em4]たくろうさん
第二章も大人になった4人がメインになることは無いと思いますが、ラストには出てくるでしょうか、楽しみにしたいと思います。幼い4人兄弟も『ハリ・ポタ』のように、また大人っぽくなっているんでしょうね〜!^。^b
Posted by ラクサナ at 2006年03月22日 15:36
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

絵文字
この記事へのトラックバック

Chrinicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardroab(2005,U.S.)
Excerpt: 英国ご贔屓(英国マニア)なDeannaです。こんにちは。マニアなので,英国児童文学の最高峰と言われる本作品の映画版を観ないはずがありません。昨夜,先行上映で気合入れて観てきました(笑)。昨夜のうちにレ..
Weblog: The Final Frontier
Tracked: 2006-02-26 23:25

ナルニア国物語 /第一章 ライオンと魔女   NARNIA
Excerpt: 神秘の世界に導かれて ★★★★★☆   公式サイト   原作では、なんとナルニア滅亡の第七章で完結するらしい。 折角なら、ディズニーにとことん最後まで作って欲しいな。し??
Weblog: 箱庭綴り
Tracked: 2006-03-09 15:48

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
Excerpt: ドイツ軍の空爆が激化する第二次大戦下のイギリス。ペベンシー家の4人の兄妹──ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーは、ロンドンの空襲を逃れるため、田舎に住むカーク教授に預けられる。古めかしく広大な教..
Weblog: ALL MY LIFE
Tracked: 2006-03-12 19:04

『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』2006・3・5に観ました
Excerpt: 『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』    公式HPはこちら ●あらすじ 第二次世界大戦下のイギリス。ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人の子供達は、ドイツ軍のロンドン..
Weblog: 映画と秋葉原とネット小遣いと日記
Tracked: 2006-03-14 21:59
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。