2006年03月15日

県庁の星

kenntyounohosi_.jpg税金使ってエリート意識ムンムンの公務員の世界と、田舎の廃れスーパーが舞台の、官と民の意識の違いを面白おかしく、当然ロマンスの部分も含めて描いたドラマ。
もう予告を観るだけで、十二分にストーリー展開が読めるものの意外にもラブコメ度は低いが、やはりソコはソレ、織田裕二と柴咲コウの魅力でいっきに見せてくれるし、単なる県庁のエリートの物語に留まらず、一般社会でのお仕事でも“何が大切なのか”ってことを、深くは無いが(^^;浅く気持ち良く、チョッピリ苦味も効かして見せてくれる点が、思っていたよりちょびっと好感度は大な作品でありました。

kennsyounohosi3.jpgK県庁のキャリア公務員である野村聡(織田裕二)は、総額200億円のビッグプロジェクトを提案し、地元大手の建設会社令嬢との結婚も控え、順風満帆のエリート街道を歩いていたが、ある日県政の目玉、民間企業との人事交流メンバーの一人に選ばれる。
しかし、赴任した先は、もはや経営にも四苦八苦の田舎のスーパー“満点堂”。
しかも彼の教育係は、彼よりも若いパート店員・宮あき(柴崎コウ)。
そんな現場でも持ち前の秀でた書類作りとマニュアルで乗り切ろうとする彼だが・・・役に立たず、店長からも・宮あきからも小バカにされる野村の呼び名は、ここでは“ケンチョー”さん。
そんな中で彼のキャリアにも陰りが見えてくるのだが・・・。


まぁTVドラマや映画で、いろ〜んな職業に就いて、ヒジョーに浅い世界観ながら、猪突猛進で自分の演技を暴走・・・いや邁進する(^^;織田裕二の説得感というかエンタメ感、織田裕二ワールドには、私的には好みの男優では全然無いのですが脱帽でっす!
大ヒットした某刑事ドラマに留まらず、平日のお昼過ぎから夕方にかけての某テレビ局のアンコールドラマ等見てると、よ〜く判りますよね。「げっ!?またやるんかいこのドラマ?一体何回アンコール放送する気だ!」
ちなみにワタスは、堤真一アンコールワールドのが好きなんですが・・・(^^;ヾ。
いつも垣間見る彼の“への字口”(少々年齢のせいか、かさついてきている 爆;)をより多く見られる点も楽しいでしょうか・・・。(笑)
そして、そりゃスーパー仕切っているパートといえば、本当は熟練のオバちゃん(原作では、そうらしい)であるはずですが・・・
そりゃアナタ!一応ラブコメ仕様でもありますから・・柴崎コウでも良いですね〜!『メゾン・ド・ヒミコ』辺りから、綺麗なくせに庶民派なしっかり者の姉ちゃん役が板についています。

最初は結構観ていて退屈なんですよ。野村がエリート街道を挫折していく件が、回りくどいクセに、何だかハッキリしなくて眠くなります。(笑)でもまぁ内容は浅いけど、しょぼくれスーパー改善&県庁の描き方も面白く、一般企業で勤める人間から見たら飛び蹴りいれたくなるような、県庁ティールームでのイタリア製の豪華なエスプレッソマシーンの効果的な使われ方や、女子アナ知事酒井和歌子に、建設会社の何たるやであり県議会議長か何かしらんのデップリ私腹を肥やしてそうな石坂浩二にも笑わせて貰えます。

そんな訳で、取り立てて映画館で観る必要性も感じませんがこの映画、相変わらず観ていると何か熱くさせてくれる・・・やはり織田裕二ワールドの映画なんですよね〜!

しかしてコレを観ていたら・・・
伊丹監督作の『スーパーの女』を思い出しました。
主婦として買い物するなら、満点堂より正直屋の方が良さそうだな。(笑)

posted by ラクサナ at 21:24 | Comment(6) | TrackBack(2) | 2006年 3月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
おはようございます(^^)ラクサナさんがこういう映画を観るのって珍しくないですか?今日は何を観ようか迷っていて、ぶらぶら〜っとみなさんの感想を読んでいました。今は観たい映画はいっぱいあるけど、特に「これ!」ってのがないんですよ(^^; 『県庁の星』もその中の一つ。。どうしようかなぁ(悩)まぁ、これはレンタルでも良さそうかしら。。

「げっ!?またやるんかい、このドラマ」って、本当にそうですよね!(爆)クリスマスシーズンになると必ずやるのが「29歳のクリスマス」。そういいながらも山口智子さんが見たくて何度も見てしまうのですが(笑) 今もちょうどやってますよね、織田裕二の「お金がない!」もう何十回?やってるけど、つい見てしまいます(^^;
朝から長話になってしまいました。さて、お洗濯しないと〜。
感想ありがとうございました。とても参考になりました♪
Posted by Ako at 2006年03月21日 08:37
私もラクサナさんが「県庁の星」を見に行かれるとは夢にも思いませんでした。
で、私も見るつもりはなかったのですが、
夫が見たいというので、付き合って見て来ました(笑)

立派でしたね、県庁のエスプレッソマシン。
エンドクレジットに「エスプレッソ指導」の文字を見つけた時には笑ってしまいました。
しばらくスーパーの鯵のフライは買えません(^_^;)
Posted by junko at 2006年03月21日 14:21
それなりに面白かったですが、映画館で観るほどでもなかったような...ネ。
高いところから見下ろしていただけでは、下々の者の苦労も見えません。ちゃんと、下のものの目線に合わせて物事を考えていただかねばねぇ。
織田裕二や柴咲コウも良いけど、悪役に徹した石坂浩二が凄みがありましたね。鑑定団の普段の優しい雰囲気が吹っ飛びましたよ。(笑)
Posted by アンパンまん at 2006年03月21日 23:33
お邪魔しまーす☆ これ、こちらではロケされたこともあってちょっと盛り上がっていたんです(^^)満天堂ってこちらのデパートの天満屋グループのスーパーが舞台で地元の人たちもエキストラでスーパーの店員さんとか協力して、K県庁は香川県の県庁とか高松の一部だったので香川県からも何人かオーディションで選ばれた人が出演したりしてたんです。
私が直接関わっているわけじゃないけど、知ってる身近な場所が出てくると見ていても楽しかったです。ですので個人的には好感度高い邦画になりました[Em1]
Posted by mei at 2006年03月22日 01:49
私は柴崎コウの髪型が気になってしかたがありませんでしたよ。あの前髪、スーパーの店員としてはヤバくないですか。まあ、エンタメ映画ですから、それでいいのかもしれません。
Posted by なでしこ at 2006年03月22日 15:09
[Em150]Akoさん
ひぇ、やっぱりそう思います!?(笑;)
一足早い春休みでブラブラしていた次女の希望で観てきたのでした。(^^;
なかなか面白かったけれど、アンパンまんさんもおっしゃってたように、この作品はレンタルで楽しんでもOKだと思います。
『お金がない』は、本当に呆れるぐらい再放送してますよね〜。(爆;)もう10年ぐらい前の作品で、あの当時は織田裕二もまだ25歳ぐらい!?変わらないちゃ〜キャラ変わらないですよね〜織田クンって!そういう意味では和製ブラッド・ピットと呼ばせてもらってもいいかな?^^b

[Em150]junkoさん
どうもどうも〜!^^;
私の方は、観終わって娘に「面白かったけど、あのラストの書類ポイ捨てはどういう意味?」とか聞かれちゃって・・・(^^;
若いうちからあんまり世の中ハスに見るのもどうかと思って、返答に困りましたけど・・ってか、そんくらい自分で考えろ〜!ってなもんですが・・・(笑;)
うひゃひゃエンドクレジットに「エスプレッソ指導」なんて出てましたか!^^
あの鯵のフライは、私も当分お惣菜コーナーでのトラウマになりそうです。(爆;)

[Em150]アンパンまんさん
そうですよね〜石坂浩二!
この映画の監督はTVドラマ出身で、最近やっぱり再放送のTVドラマで観た『白い巨塔』も撮ってるとか。
ってことで、白髪真面目な初老の東教授だった石坂浩二の変わり様には私も楽しませて貰いましたよ〜芸域を広められましたね。^^
そして、人間やっぱりのぼせ上がった時には、時々「あんたバカ!」っと叱咤して貰うのも必要ですよね。

[Em150]meiさん
きゃー!meiさんのご地元での撮影でしたか!?それは楽しさも又倍増ですよね!
ひぇ田舎の廃れスーパーなんて書いちゃって、申し訳ありません。。m(__;)m
早速レビューを読ませて貰いに伺いま〜〜〜っす♪

[Em150]なでしこさん
なでさまもご覧になったんですね!
おっと、あのハラリと長い柴崎コウの前髪!?言えてますね〜!せめてピン止めぐらいして欲しかったですよね。
『メゾン・ド・ヒミコ』の塗装屋の事務員さん役ではしっかり止めてたのにね〜。(^^;



Posted by ラクサナ at 2006年03月22日 16:25
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県庁の星 
Excerpt: エリート公務員の「県庁さん」が学んだ事に「素直に謝る事」「何かを成し遂げるのに仲間が必要なこと」がありました。なんだか日本中を大騒ぎさせたメール事件に通じるものがありま??
Weblog: Prime time CINEMA
Tracked: 2006-03-22 01:50

県庁の星 DVD
Excerpt: 桂望実のベストセラー「県庁の星」を織田裕二主演で映画化。 「白い巨塔」や「ラストクリスマス」など数々の大ヒットテレビドラマを手掛けてきた 西谷弘が劇場映画初監督を務めた作品です。 融通の利かないキャ...
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Tracked: 2006-07-12 20:07