2006年04月24日

ニュー・ワールド

NW_sub1a_rgb.jpgシン・レッド・ライン』から7年、完璧なまでの映像の詩人、テレンス・マリック監督の最新作は、アメリカで最も有名な建国の伝説“ポカホンタス”の物語を描く『ニュー・ワールド』exclamationリゾート

さぁ〜皆さん、映像美に浸って、グッスリ寝ちゃいましょう〜眠い(睡眠)ってかexclamation&questionわーい(嬉しい顔)


Pocahontas.jpg
いやいや、でも今回は何たって“ポカホンタス”ですexclamation
とはいえ・・わたしゃ、ディズニーのポカホンタスしか知りませんし、それも、え〜頃加減にしか観てないし・・・(爆)
な〜〜んか主演が、あのコリン・ファレルだし!
ってことで、勇んで観て参りましたが・・・

結論から言いますと・・・
今回は一睡もしていませんexclamation×2(えらいぞ、わたし!^^;)


1607年、イギリスから新大陸を開拓し金を手に入れることを目的にした、ニューポート船長(クリストファー・プラマー)の船は、ヴァージニアに流れついた。だがその地にはすでにネイティブ・アメリカンたちが暮しており、彼らと折り合いを付ける為、船長は反乱罪で裁かれるはずであったジョン・スミス(コリン・ファレル)の行動力をかって、彼に川上にコミュニティを持つネイティブの王、ポウハタン(オーガスト・シェレンバーグ)の元に交渉を命じ、自らは補給物資を調達するためにイギリスへと戻っていった。
スミス率いる交渉を目的とする遠征隊は、川上へと近づいていったが、いつのまにかスミスはネイティブたちに捕らえられ、処刑されてしまいそうになる。そんな中、途中スミスに出会ったポウハタンの末娘のポカホンタス(クオリアンカ・キルヒャー)は、彼の命乞いをする。最愛の娘の願いを聞きいれたポウハタンは、スミスが娘に海の向こうの世界について教えることを望む。妖精のように愛らしいポカホンタスの輝きに、スミスはたちまち心を奪われるのだった。が・・・・。


いや全くこの作品は、テレンス・マリック監督作の中でも一番詩的な映像を堪能させてもらいました。
冒頭からは、スミスの目線と語りで、後にポカホンタスのソレに移行していく訳ですが・・・
何とも印象的なモーツァルトのピアノ協奏曲、そしてそのちょっとくどい濫用・・・るんるん
映像はもう当然の如く美しく・・・主役である自然と、それに同化する様なネイティブや入植者であるイギリス人たちを脇役として映し出します。それゆえ、この切ないスミスとポカホンタスの恋模様のストーリーなどは、「そこどうなのよ?」っと突っ込みたくなる内容でもありますが、「そんなこと気にしちゃいけませんよ!」ってな気にさせます。
NW_sub1b_rgb.jpgそれにこの作品は、あくまでポカホンタスの物語なんです。
ポカホンタスを演じた15歳の新人、ケチュア族の父を持つクオリアンカ・キルヒャーが素晴らしく新鮮で、演技的にはまだまだ未熟のようだけど、観るにつれテレンスの映像美にピッタリとはまっていって見惚れます。
そんな中で、実は脇役であったかものスミス役、コリン・ファレルが、相変わらず濃すぎて、ちょっと微妙なんですけど・・(^^;
まずまず邪魔にならない存在感で、よかったのかも・・・ということにしておこうという感じ。(^^;
その後夫役として、クリスチャン・ベールの登場辺りから、ラブストーリー仕様が濃く出てきて・・・
こりゃおかげで寝なくて済んだな〜っというのが正直なところ。

っと言うわけで・・・
こういったお話では、入植者であるイギリス人たちが、どんどん侵略者に成り変わっていく様を正当化するような、そんな思いが浮かぶのも当然なのですが・・・ニュー・ワールドとは、白人たちが初めて降り立った新天地と、ネイティブたちも又、そのことにより初めて降り立った白人たちの都という相互の意味合いに、この作品では描かれている訳で・・・そりゃもうテレンス・マジックといったところでしょうか・・・とにかく映像美に身を委ねるべき作品なのでしょうね〜やっぱりexclamation&question


posted by ラクサナ at 22:01 | Comment(17) | TrackBack(5) | 2006年 4月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
ひゃ、同じ時間に記事アップしてました?(笑)
ワタクシは昨日観てきたばっかりです。
好きですよ〜これ^^
やはり濃いですねコリン♪しかし、相変わらず魅せてくれます。
私はディズニーの知らないんですよね〜
ストーリーは同じですか?
Posted by マダムS at 2006年04月29日 19:47
ラクサナお母さま。
すみません,間違って他の記事にTB貼り付けてしまいました^^;;
世の中 G.W.だそうですが,エンタープライズ号は今日も宇宙探索中です。宇宙に連休はありません。でも,ライサに時々行きたくなります。
この映画,2週間ほど前に試写会で観てきました。ウルトラスーパー眠かったのですが,最後まで耐えました。耐えた後にいただいたプレスを読んで,こういう作品を作る監督さんなんだね,と初めて知りました(遅いって…)。そういうことを知った上で,再度トライしてみようかと思ってはいるのですが,なかなか手がでません。睡魔と闘うのが恐いからでしょうか・・・

Posted by Deanna at 2006年04月29日 23:21
まさに映像美とポカホンタスの映画でしたよねぇ〜。
まだ15歳の(う〜ん、名前が覚えられない(^^; )女優さんの自然体で、瑞々しさが
自然の美しい世界にぴったりと同化していたのではないのでしょうか。
この映画の成功の一つの要素は、この女優さんを捜し当てたことだと思います。
それにしても、文明が進むことは、本当に人間にとって幸せなのか?と
ちょっと考えてしまいました。
Posted by 紫の上 at 2006年04月30日 00:35
[Em102]マダムSさん
ひゃひゃマダム、そうでしたか!?^^
実はディズニーの“ポカホンタス”は、レンタルで見始めたのはいいけれど、どうも絵ずらが気に喰わなくって、(ジョン・スミスなんて時代ハズレの王子様みたいだった・・・爆;)何だかちゃんと観てなくて覚えがハッキリないんですよー。(汗;)
今回実写版の、それもテレンス監督の作品ということで、全編ウットリと鑑賞を終えましたが・・・ポカホンタスが、あの時代のニュー・ワールドの象徴として、イギリスでも大変な歓迎を受けたことなど、非常に興味深かったです。
で、クリスチャン・ベールです。選ぶならやっぱ私も・・・!(^^;

[Em102]Deannaちゃん
ん〜〜〜行きたいですわねライサ[Em147]
それはそうと、やっぱ睡魔きましたか!?
この監督の作品は、眠かったら寝ちゃってOKじゃないかと私は思ってます。(笑)それが、とてもイイ気持ちの居眠りならベストですよね?^^
それにしても、まっショウガナイでしょうが・・・あの時代の人間というものは未開の土地に干渉し過ぎるのが困りモノ!?
もう一度トライするなれば、テレンス監督作の『天国の日々』を手っ取り早く鑑賞されることをおススメします♪これはドラマ部分も秀逸で、黄金色に輝く農場の映像が、夢のように素敵に絵画的で、いい夢が観れるかも!?いやいや寝ずに鑑賞できるかも!?(^^;b
Posted by ラクサナ at 2006年04月30日 00:36
[Em102]紫の上さん
え〜っと(^^;15歳のクオリアンカ・キルヒャーちゃん、最初はコリン・ファレル相手に大丈夫かと思っていましたが、さすがにネイティブのあの時代の寵児を演じて、彼女にとって、コリンがファースト・キス、クリスチャンがセカンド・キスのお相手となっちゃったみたいですが、瑞々しく、堂にいったヒロインでしたね。なんか演じると言うより、吹き抜ける風のような美しさを感じました。彼女が演じるポカホンタスが、意外にも短命であったことが切ないですね〜。
Posted by ラクサナ at 2006年04月30日 14:23
これ、見ようかどうしようか迷ってるんです。
コリン・ファレルが、どうにも… (^^;;;
Posted by Ako at 2006年05月01日 07:57
新大陸の手つかずの美しい大自然と、対照的なイギリスの人工的にきれいに造られた庭園。
ラストのポカホンタスを見て、「やはり野におけ れんげ草」と思いました。

コリン主演作と思って見に行ったら、キルヒャー主演作でしたね、これ。
でも、ナイーブなコリン好きです♪
Posted by MACHI at 2006年05月01日 09:35
[Em102]Akoさん
MACHIさんもおっしゃてるように、この映画、コリン・ファレルより15歳のキルヒャーちゃんの主演作って感じだし、できれば美しい映像を大きなスクリーンでご覧になることをおススメしたいですが、如何でしょう。コリン君も『アレキサンダー』よりは、ずっと控えめで良いですよ!^^b

[Em102]MACHIさん
>「やはり野におけ れんげ草」

全くですよね〜。
でも、言葉も文化も異なる国の社交界へ勇気を持って身を投じ、スミスとの再会からも、きちんと自分の意志を見せる彼女は素敵でしたね。英国庭園でのシーンも忘れがたいです。
Posted by ラクサナ at 2006年05月01日 18:34
風景の映像美と音楽からヒーリング効果大の映画だと思いました。ただキャッチコピーにあった「伝説のラブストーリー」というよりは、「ポカホンタスの一生」という感じに思いましたけどね。私はポカホンタスが英国に行くときに、お付で同行したネイティブの男性が 「英国人が言っている<神>に会う」という台詞が印象に残っています。私は日本人なので、大地には大地の神さま、森には森の神さま、海には海の神さまが見守っているという漠然とですがどこかに意識がありますので、印象に残ったのかもしれません。あと、スクリーンからマイナスイオンが出てたように思いました(^^)
Posted by mei at 2006年05月02日 00:53
映像と音楽とあの語りが、売りですよね〜〜
普通だったら寝てしまいそうなところも、
思わず見入ってしまいました!

それで思ったことは、コリン・ファレルって
うまいんですね〜〜
あのぎこちなさに、ゾクッとしてしまいました(笑)
クリスチャン・ベイルが出るなんて知らなかったから、凄い「あたり」をつかんだようで、
嬉しくなってしまいました〜〜

帰って、ケーブルで見た、キーラ・ナイトレイの「ロビンの娘」(多分イギリスのテレビ映画)。これが面白かった〜〜ロビンフッドの娘のお話。
Posted by キウイ at 2006年05月02日 01:59
いや〜なんとも心地よい映画でしたね〜
心地良すぎて思わず眠気が・・・
でも、この映画のコリンちゃんは良かったと思います〜
でも、クリスチャン・ベールはもっと良かったな。
クリスチャンが出てきたら一気に目が覚めたもん!(爆)
クオリアンカちゃんは何気に評判がいいけど、私はイマイチ(^^ゞ
やっぱり15歳で子持ちの役はキツかったような・・・?
Posted by みはまま at 2006年05月02日 23:17
コリンは良かったのですね。一緒に観に行った相手が悪くて...夫と...マジで途中で帰ってしまいましたの。ラヴ・ストーリー ダメoyajiなんで...
でも皆さんの感想を読んでやっぱ素晴らしい映画なんだ!なんて再納得したりして...「ポカホンタス」観たくなりました。
ギア様主演の「天国の日々」今月wowで観れそうです。
Posted by margot2005 at 2006年05月03日 20:16
[Em102]meiさん
確かに!マイナスイオンいっぱいの映画って感じでしたね。^^
私的には、ジェームズ・ホーナーの音楽も良かったけど、ちょっと煩く感じられる気もして・・(^^;
それより、やはり自然が奏でる、水や風や木々の音などが美しい和音として心地よく感じられました。
それと「ポカホンタスの一生」という感じ・・・に私も激しく同意!
>「英国人が言っている<神>に会う」
そのネイティブのお付の男性がイギリスに降り立ったシーン、その台詞の如くとても神聖で印象深かったですよね。

[Em102]キウイさん
にゃは〜ん、クリスチャン・ベールの登場は、私も有難かったです!^^
テレンス・マリック監督作ってことで、今回も『シン・レッド・ライン』程ではないにしても豪華な俳優人でしたね。
デヴィッド・シューリスや何気に移民の中で白塗りしていた『アドルフの画集』のノア・テイラーにもハッとしました。

>あのぎこちなさに、ゾクッとしてしまいました(笑)
なんとなくコリン・ファレル全編ぽぉ〜っとしてるなぁ!てのが私の印象でしたが・・(笑;)
スクリーンを通すと、彼って何か純真無垢な感じがしますねぇ〜。

おっと、キーラの「ロビン・フッドの娘」、BSでの放送でしたか?
私は未見なんですよ〜観たいなぁ!

[Em102]みはままさん
コリンが演じた実在のジョン・スミスってのにも興味が湧いちゃうんですが・・・
スミスとポカホンタスの関係って、実はスミスの手記による独壇場で、信憑性があるような無いような恋物語らしい(オオボラか?^^;)ってことも言われているようで、そんなスミスを演じた方が、コリンちゃんには似合うような気もしマスが・・(爆;)テレンス監督が、そんな話にするわけもないですよね〜、あはは残念!(笑;)

私的には、キルヒャーちゃんこそが、この作品の映像にハマった唯一無比の主役だったと思っておりますが・・・
彼女、イマイチでしたか・・?(^^;
確かに彼女のキャリアからすると、年齢の幅が大きく演技も大変でしたよね。

[Em102]margotさん
ひゃ!マジですか!?
それはそれは・・・旦那様のお付き合いご苦労様でした。m(__;)m
そういえば、ウチの旦那もベタなラブストーリーはダメoYajiかも!?(笑;)
一緒に観ちゃうと興ざめですわよね!(^^;ヾ
おっととと・・・『天国の日々』今月WOWでやりますか!?
ぶっ飛び若いギア様もヨロシイですが・・・・
これはビューティホーなサム・シェパードに又お会いする為、録画します!
ありがとうございます〜〜!^^
Posted by ラクサナ at 2006年05月04日 01:08
ラクサナさんのオススメもあって先日観てきました。
コリン・ファレル、セリフが少なかったのが良かったのかもしれません。
いつもなら、暑苦しいと思ってしまう彼の目線が
とても切なく感じて…(きゅーーーん)
映像がキレイだったので、これは映画館で観て正解でした。
ありがとうございました(^^)
Posted by Ako at 2006年05月05日 17:07
[Em102]Akoさん
ひゃ〜映像の美しさと、コリン君の切なさに、きゅーーーんとされたようで、何よりで〜〜す♪ヽ(^o^)丿
キルヒャーちゃんは如何でしたでしょう?
またブログの方へお邪魔します〜!
Posted by ラクサナ at 2006年05月05日 23:21
ノア・テイラーには、気付きませんでしたが、
ベン・チャップリンが、出てたのはわかりましたよ(笑)
「ロビン・フッドの娘」は、どこでやってたのか、わからいんですよ〜〜〜
でもキーラって、溌剌とした少年っぽさが魅力ですよね。
Posted by キウイ at 2006年05月06日 01:34
[Em102]キウイさん
ひゃ、ベン・チャップリン、いましたか〜!?^^確か『シン・レッド・ライン』にも出てましたよね。
キーラは弓を引く姿が似合いそうですよね〜!

Posted by ラクサナ at 2006年05月07日 01:28
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