2006年10月08日

フラガール

fura-1.jpg

消えゆく炭鉱の町の青春ドラマ、これまでにもいろいろと国を問わずに感動作を観てきた気がしますが・・・・
日本にもあったんですね〜実話からのこんなにイイお話がexclamation&question

ってことで、映画通の皆さんの評判もかなりのもので・・
これは観なくちゃ!っとタオル持って観て来ました。わーい(嬉しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

泣かせどころは、結構唐突にやってきて、知らぬ間に涙が頬を・・・
ラストは今までの涙をも払拭するほどの感動の涙。。。
常磐ハワイアンセンター、行った事はありませんでしたが、
全てが地元人達による、こんなにも熱くてキュートなダンサー達のステージを見られる場所だったんですね〜exclamation×2

かわいい昭和40年、福島県いわき市。
以前は本州最大の常磐炭鉱を有し栄えた町であったが、閉山が相次ぎ活気を失っていく炭鉱の町。
その再建を図り、温泉を利用したレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”が計画され、そのプロジェクトの一端として、目玉となるフラダンスのダンサー募集が地元の独身女性を対象に行われる。

fura-3.jpgその募集ポスターを食い入るように見つめる早苗(徳永えり)は、友人の女子高生紀美子(蒼井優)を誘って、フラの説明会に参加するが・・・
集まった地元の娘っ子たちは、初めて見る本場のフラダンサーの“ヘソ出し、ケツ振り”の映像に怖気づき・・・残ったのは早苗と紀美子を含める僅か4名だった。

そんな中、プロジェクトの代表、吉本(岸辺一徳)は、元SKD(松竹歌劇団)のダンサー平山まどかをフラダンスの教師として東京から招ねく。
しかし、田舎町へ渋々やって来た訳あリのまどかは、教える相手がズブの素人ばかりと知ると、完全にやる気を失ってしまうのだが・・・。
かわいい

フラダンスショーって・・・
昔、鹿児島にある指宿のホテルで“本場タヒチアンショー”なんてのを、サボテンのステーキふらふらを食べながら見た覚えがありますが・・・
福島といえば東北のこの上なく寒い土地柄ですよね。
そこで“ハワイアンセンター”ってものを企画する、発想の転換にも脱帽exclamation
まさにコレは某TV局の“プロジェクトX”的な実話からのお話だったんですね。

fura-2.jpg昭和40年代のノスタルジーを感じさせる画面と、福島の方言も飛び交う中、フラダンサーを目指す女性達の家庭での悲喜こもごもなドラマも、普通の青春サクセスドラマとは一線を画す生活感や悲哀があるのね。
クールビューティーな松雪泰子演じるまどかは、あの年代の元SKDダンサーの雰囲気をよく出していて、意外に男前な一面もビックリする程感動的。
勿論、ハワイアンってことで、ジェイク・シマブクロの音楽も素晴らしくって、彼はこの映画の音楽で、初めてボーカル入りの曲を詩も共々提供したんですよね。
ハワイ出身の日系人のジェイクならではの音楽の魔法の力も秀逸るんるん

早苗ちゃんは、そうなっちゃうんだ。もうやだ〜(悲しい顔)
紀美ちゃんとお母さん(富司純子)の確執と和解にももうやだ〜(悲しい顔)
南海キャンディーズのしずちゃんを、そう使ってくるんだもうやだ〜(悲しい顔)
電車をも止める勢いのまどかとダンサーたちの繋がりにもうやだ〜(悲しい顔)
その他もいろいろ・・・結構ベタだけどもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

実話からということで、いろんなことがテンコ盛り状態ではあり、
この作品は、かなり「リトル・ダンサー」に似ている感じはあるのだけれど・・・
アチラがジェイミー君を主役にじっくりと父や周囲との関係を描いて、人間ドラマの部分に焦点があっていた分、コチラの『フラガール』は、人間ドラマの部分は、ちょっと散漫で焦点は絞りきれてない気もする・・。
けれどだ・・・!
それらを何もかも払拭するくらい、ラストのショーが素晴らしくって・・・
もう彼女たちが舞台に登場するシーンから鳥肌ものだった。
しかも十二分に魅せてくれるそのシーンは、本物の持つ輝き・・・「リトル・ダンサー」に勝ちました!(何て比較はどうでも良いが・・・^^;)

紀美ちゃんに、あんなにダンサーとしての才能があったんだとはストーリー上の補足があまり無かった気がしますが・・(^^;
蒼井優ちゃんは、本当に素晴らしかったですね〜exclamation
できればあの場に、客席にでもいて欲しかった早苗ちゃん・・
紀美ちゃんの髪飾りにも・・・もうやだ〜(悲しい顔)

っということで・・・
まどか先生の借金も気になりますが・・・(^^;
本当に本当に、お腹いっぱいに元気と感動を貰える作品でしたexclamation×2

そしてなんと米国アカデミー賞の最優秀外国映画賞部門、日本代表決定だそうですねん!
かわいいひゃ〜頑張れフラガールexclamation×2かわいい


あ、それから・・・
この常磐ハワイアンセンターは、現在はスパリゾート・ハワイアンズとして今も盛況を博しているらしいですね!
サイトを覗くと、あららら紀美ちゃんたちと同じような衣装で、フラガールの素敵なダンスシーンの映像が・・・
行ってみたいなぁ〜!
posted by ラクサナ at 13:38 | Comment(5) | TrackBack(1) | 2006年10月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
九州人からすると、東北は本物のハワイより
遠い感じがするんです(笑)

最後のコメントでこれが本当にあったお話だと
わかりました〜〜
なにか昔懐かしい映画の雰囲気がありますよね。
いい意味で日本映画のもってるベタさ加減が出てたと思います。

蒼井優が、最初に発した東北弁に正直度肝をぬかれちゃいました〜〜
もう、東北の娘っこそのものだったでしょ!
彼女は九州出身なのに・・凄い!
「花とアリス」でも披露してたけど、バレエができるんですね!
あの背筋の通り方が、すごいわ=

松雪泰子、好きなんですよ!
あの高ビーな嫌味な女を、ちょっと抜け加減に
演じるところが、テレビ「救急救命24」に
出てたときにも感じられて、とっても好感持ってるんです!男前な女って感じじゃないですか!
アカデミー賞の外国語映画部門の5作品に
残って欲しいな〜〜
Posted by キウイ at 2006年10月12日 20:59
[Em148]キウイさん

実は私も東北へは行ったことが無く、どちらかというとハワイの方が近い気がする感じです。(笑)

私も蒼井優は、本当に凄い女優だと思いましたよ。
彼女、福岡出身なんですよね?
バレエやタップは得意なのかもしれませんが、アソコまでフラダンスを踊れるのは、やはり並々ならぬ特訓があったんでしょうね〜。
優ちゃんっていうと、『リリイ・シュシュのすべて』の何だか可哀想な役を思い出しちゃうんですが、これからも期待大ですね〜。この年代には凄そうな若い女優が多くって楽しみですよね。

年齢では対照的ですが・・・
優ちゃんの母親を演じた冨士純子の男前な演技も、さすがだと思いました。
『解夏』の母親役とは正反対の雰囲気。

松雪泰子、そうですよね〜「救急救命24」での男前な女医役良かったですよね。
彼女も、確か「公表してねぇ〜!」の佐賀県出身じゃないですか?
やっぱり九州出身の女優さんて、何か違う?

アカデミー楽しみですよね♪^^
Posted by ラクサナ at 2006年10月13日 00:04
昔昔。。
「ハワイ〜?常磐ハワイがあるじゃーん!」などとギャグっていた関東人ですが、この映画を観てこんな事情があったなんて知らなかったとはいえ、心からお詫びしたいと思いました(ーー;)
アカデミー賞での奇跡をお祈りしたいですねっ!!
頑張れフラガール!♪


Posted by マダムS at 2006年10月13日 18:58
前からこの「常磐ハワイアンセンター」の事は知っていたけど、格別行ってみたいとは思わなかった。
でも、今回この映画を見て、是非行きたい誘惑に駆られてしまって、調べたら、我が家からだと、高速も使うけど、2時間半〜3時間ぐらいでいけそうです。意外と近い・・・。

昔は西の宝塚、東のSKDと言って、有名でした。私も見にいった事はありますよ〜ん!

そうそう、フラガール達、あの田舎のおねちゃん達が段々と綺麗になっていき、ラストの檜舞台では燦然と輝いて、感動。
彼女の苦労を見てきたので、見ている方も思わず力が入ってしまったのでした。

それにしても、炭坑町の再生にハワイアンとはこれを考えた人の発想の転換には思わず唸ってしまったです!!
成功する人は頭が柔軟なのですねっ!
みならなくては・・・。

本場のハワイの人たちがこの映画を見て、
彼女たちのフラダンスの上手さにびっくりスルかも・・・。
Posted by 紫の上 at 2006年10月14日 00:36
[Em148]マダムSさん

私もそうです・・・常磐ハワイアンセンターと聞くと、ちょっとフザケタクなる印象です。
本当にこの作品を観て、目から鱗がフラダンス♪です!(またふざけてしまった・・・爆;)
でもこんなにも素敵なフラガールの存在を知ることができて、本当によかった!
できれば一度行って、この目で見て楽しんできたいですよね。^^

[Em148]紫の上さん

おっと、意外とお近くになるんですね!^^
常磐ハワイアンセンター、あの時代に、テーマパークなんて言葉も耳にしなかった気がしますが、そのハシリともいえるレジャー施設ですよね〜。
映画での彼女たちの哀しみも包み込むような、笑顔でのフラダンス姿は、本当に美しかったですね。
まどかさんのモデルとなった方は、今もハワイでフラの先生をされているとか・・・
是非、本場でも上映して、評判をよんで欲しいものですね。^^
Posted by ラクサナ at 2006年10月15日 00:25
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『フラガール』
Excerpt: 前半は笑いっぱなし・・ 後半は泣かされっぱなし・・ 『フラガール』2006年 日本 (祝!アカデミー賞外国語映画賞日本代表選出) 監督/脚本:李相日「69sixtynine」 音楽:ジェイク・シマブク..
Weblog: Brilliant Days
Tracked: 2006-10-13 18:51
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