2006年10月23日

グローリー・ロード

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1997年にバスケットボールの殿堂入りを果たした実在の名コーチ、ドン・ハギンズのベストセラー自叙伝「Glory Road」からの映画化。
未公開作品。

1960年代、当時の大学バスケットボール界が白人を中心としたものであり、如何に優れた能力のある選手でも、黒人選手は1試合最大で3名までしか出場させない暗黙のルールがあった。
そんな中、マイナーリーグのテキサス・ウエスタン大学のコーチに新任したドン・ハギンズが、人種差別の蔓延る中を、自らスカウトした黒人選手を率い、当時NCAAでトップの座を誇るケンタッキー大学と闘い、優勝を勝ち取るまでのドラマ。
彼らのこの決勝戦での対決は、NCAAのバスケットボールのみならずスポーツ史上、最も重要な試合と後に語られる。


GLORY ROADー4.jpg

高校女子のバスケットボールコーチをしていたドン・ハギンズ(ジョシュ・ルーカス)は、テキサス・ウエスタン大学からコーチの依頼を受ける。大学の一部リーグで試合ができるならと快諾したハギンズだが、弱小チーム故、部費に当てる予算は少なく、選手のスカウトもままならない。ハギンズは、才能ある白人選手からは軒並み断られ、ある試合でボビー・ジョー・ヒル(デレク・ルーク)という黒人の選手に目をつける。その後も当初の予定であった7名の黒人選手をスカウトし、慣れない土地での選手たちを指導して、当時としては型破りな黒人選手主体のチームで、奇跡的な快進撃をしていくのだが・・・。

GLORY ROAD-2.jpgいや、これジョシュ・ルーカスがハギンズコーチを演じてることからレンタル開始を楽しみにしてたんですが・・・
「ディズニーでブラッカイマー製作だし、同じような黒人バスケ物の『コーチ・カーター』を以前観たばかりだし・・・」
なんてことをツラツラ思って懸念しながら観てたら・・・すっかり感動して泣かされてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

純粋にバスケットというスポーツをの技術を高めて行くコーチと選手たちの描き方は、若干物足りない感もありますが・・・実話から来る黒人選手の当時の扱われ方にテーマがある為に、それも仕方ないかも。
それでも実際メイキングを観てみると、ハギンズコーチご本人がバスケの指導やストーリーにも随分関与している模様。そこにはブラッカイマー製作の過剰な盛り上げも不要!?
ハギンズコーチはこの後も何年もUTEPでコーチを続け、ミュンヘンオリンピックにも副コーチとして参加。
ジョシュのコーチ役も素晴らしかった(スーツ姿が素敵!)けど、ご本人の老いて今尚眼光鋭い面差しには、恐れ入ります。(^^;
相手チームのケンタッキー大学のコーチ役には、ジョン・ヴォイド。(相手にとって不足なし!? ^^;)

「黒人はプレッシャーに弱いから・・」と、言われ続けた言葉の持つ本当の意味を知ると・・・
改めて人種差別の過酷さを深く思い知らされ・・・
自身の才能を活かされ、与えられた道を、ただ歩いて行くのとは違う彼らの厳しい道のりは、まさに、彼らの前に道は無く、彼らの後に道は続く・・・。そして、共に過酷な練習に耐えながら、同時に彼らの苦悩を知り、彼らにエールを送る白人の選手たちの姿も涙を誘います。

こんなにも凄まじいスポーツの歴史を知る未公開作品。
観なくては損かも・・・exclamation&question


Glory_Wallpaper3_800.jpg
この記事へのコメント
先週末は町のお祭りで浮かれていたため
なかなかネットもできずにいました(笑)
これ、良かったですよね〜!一番良いのはもちろんジョシュですが(^^*
映画としても、とても良かったです。感動しちゃった…[Em143]
日本未公開なのが本当に残念!スクリーンで観たかった。

スーツ姿のジョシュ、よだれが出そうに素敵でした[Em146]
Posted by Ako at 2006年10月26日 20:47
DVD発売記念試写会で見ることができました。会場が某家電メーカーの関連施設で、スクリーンでなく、DVDをでかーい画面で見たんです。縦横何メートルくらいなのか、わかりませんが。
コーチ・カーターや、タイタンズを忘れないでも思いましたが、監督や選手の家族も大変なんですよね。
実話だと思うと、重く心に響きます。

合格点を取らせるために、ママを呼んだのは、とってもいい作戦ですね。やはりこの監督、ただ者ではない。(笑)
Posted by MACHI at 2006年10月27日 08:25
[Em24]Akoさん

はぁ〜秋祭りのシーズンですね。
楽しいお祭りだったようで・・・!^^
スクリーンいっぱいにジョシュのお姿、観たかったですよね〜!
かなり心に沁みる実話からのスポ魂作品で、私も思わず涙出ちゃいましたよ・・。[Em143]
未公開・・・本当に残念でした。。。

[Em24]MACHIさん

おっと、DVD発売記念試写会があったんですね〜これ!?
何インチの画面でご覧になったんでしょうか・・?それでも家で観るのとは、全然違う迫力なんでしょうね〜。(羨)

私は、あんな風に呼ばれたくないですが・・(笑)ママを呼んだのはイイ作戦でしたよね。
コーチ・カーターにも教えてあげなければ・・・!(笑)
Posted by ラクサナ at 2006年10月27日 18:26
ラクサナさん、いい映画紹介してくださってありがとう〜〜
よかったです〜〜!
もうこういう映画わくわくしてきます。
最初は、単調な感じかな?と思ってみてきたんですが、だんだん盛り上がって、当時の状況もつぶさにわかってよかったです。

当時の選手達や、監督自信のインタビューなどが更に感動でした。
昔、マイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズで戦っていた時、相手のニューヨーク・ニックスの監督が、あのケンタッキー大のパット・ライリーだったんですよ!!
背は低いけど、カーク・ダグラスに似てて、
素敵だったんです!!
その彼も、インタビューに答えてましたね!
ハギンス監督は、バスケットに対して
誠実な人だったんですね。
ジョッシュもいいですね^^^
彼は、最近珍しい、アメリカの良心を演じて
嘘っぽくない役者だと思いませんか?!
Posted by キウイ at 2006年10月31日 20:50
[Em24]キウイさん

ひゃ〜ご覧になられましたか!
いえいえ私も、最初は未公開作品ってことで、ジョシュ・ルーカスのコーチ姿だけを目的に観てたんで、これほどのお話だとは正直驚きました。
本編も勿論良かったんですが・・・
私も、特典のインタヴューなどで、さらなる感動をしちゃいましたよ!

あのケンタッキー大のパット・ライリー・コーチ、そうなんですか!
ハギンズ・コーチに劣らず素敵だったんですね〜。
そういえば、演じていたジョン・ヴォイドの、あのお鼻は付け鼻ですかね?(^^;

ジョシュ・ルーカス、おっしゃるようにいいですよね〜正統派な俳優って気がします。
何かもう一つ、良い作品に恵まれると、演技力もあるので、ドカーーンっとブレイクしそうな感じですよね。^^
Posted by ラクサナ at 2006年11月01日 15:04
ラクサナさん〜〜
パット・ライリーは、ケンタッキー大のコーチ
じゃなくって、ポイント・ガードで、全米NO1だとか、なんとかいわれてた人で、映画の中では、あまり出ていませんでしたよ。
インタビューシーンで、思い出を語ってました!
ジョン・ボイドの鼻は付け鼻ですよね〜〜〜(苦笑)
それと、ハギンスコーチの奥さん役の人、
「24」の彼女じゃないですかね〜〜??
なんか似てる気がしたんですけど・・・・?
ジョッシュ・ルーカス、ブレイクして欲しいです(祈)
Posted by キウイ at 2006年11月01日 20:32
[Em24]キウイさん

ありゃま、バッド・ライリーは・・・
そうでしたか!
私もインタヴューシーンは観たはずなのですが・・・すっかり早合点してしまいました。(恥;)
ボイドの鼻、そうですよね〜!
これも特典でご本人見たけど、そんなに鼻がでかかったか?っと!?(笑;)
ハギンズコーチ夫人役は、エミリー・デシャネルですよね。
「24」というと、ニーナですか?
雰囲気似てますが・・・私は「プリズン・ブレイク」の女弁護士に似てる気がして・・・でも別人みたいです。(笑;)
彼女「ブギーマン」に出てるらしいんですが・・・こないだ半額レンタルしてきたのに、観る暇なくて返しちゃったのです。(残念)

Posted by ラクサナ at 2006年11月03日 00:39
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