2006年11月06日

イノセント・ラブ

A Home at the End of the World-1.JPG 未公開作品ということで、えらく又ありがちな邦題をつけちゃったものだと思いますが・・ふらふら

原題は『A Home At The End oF The World』。
同名タイトルからの原作(邦題:この世の果ての家)と脚本は、『めぐりあう時間たち』でピューリッツアー賞を受賞したマイケル・カニンガム。
監督はコレがお初のマイケル・メイヤー。
これはさすがに原作が良さそうですね〜思わず観終わって、お取り寄せしちゃいました。

詰る所・・・男二人と女一人の愛の物語。
主演がコリン・ファレルということで、原作よりかなりコリンのキャラ寄りな作品になっている感がありましたが、それでも日本未公開とは、ちょっと寂しい。
でも・・・
このコリン君は、難しい役ながら、ピュアな雰囲気がなかなか良いです。
しかも他のキャスティングも、ロビン・ライト・ペン、シシー・スペイセク、ダラス・ロバーツっと良い!
そして・・・
主役が兄の影響を色濃く受けて、ウッドストックの洗礼を強く感じるのも、何ともいえず・・・
音楽もかなり印象的に挿入され、かなりエモーショナルな作品・・・好みだるんるん

A Home at the End of the World-4.jpg自宅での、あるパーティーの晩、幼いボビーは慕っていた兄のカールトンを事故で亡くしてしまう。そして高校生になったボビーは、また相次いで両親を亡くし・・・親友ジョナサンの家に引き取られるが、二人の友情は、いつのまにか違った愛へと形を変える。
高校を卒業したジョナサン(ダラス・ロバーツ)は、ボビー(コリン・ファレル)から逃れるように、ニューヨークの大学へ入学して、ボビーは実の母のようなジョナサンの母アリス(シシー・スペイセク)と、クリーヴランドに残る。
しかし、夫の病気から、アリスはアリゾナへ引越し、行き場を失ったボビーは、NYのジョナサンを頼って上京するのだが、そこには年上の個性的な女性、クレア(ロビン・ライト・ペン)がいて、3人は同居を始めるのだが・・・。


Ryan Donowho.jpg冒頭幼いボビーが影響を受けたと思われる兄ちゃん役、ライアン・ドナヒュー右斜め下が、もぉ〜かなりの美形です。揺れるハート
こんなお兄ちゃんなら、イイこともワルイことも影響されちゃうわね〜きっと!(笑;)
おそらく60年代後半なんでしょうね、ヒッピームーブメント、ラブ&ピースの影響を受けてLSDでラリったり・・・。
そして、あっという間に儚く消える家族たち。
ハイスクール時代のボビー役のエリック・スミスと、成長したボビー役のコリン・ファレル、垢抜けないピュアさ加減が上手くリンクしていて、またまたコリンの長髪が・・何とも!(笑;)
家族を相次いで亡くした寂しげで無垢なボビーは、誰からも愛し愛される不思議な魅力を持ち、同性愛であるジョナサンは勿論、ジョナサンの母をも日常から解放し、愛情を与え、与えられる。
そんな3人の絆が深まるダンスシーンなどに、深くかかわってくる曲の数々・・ローラ・ニーロの“Gonna Take A Miracle”や“Desiree”♪
NYで再会したボビーとジョナサンの間に、かかわってくるクレアという個性的な女性。
友情、家族愛、同性愛、男女間の愛、様々な愛情の葛藤、そして人間同士の絆・・・・
性別や利害とは関係なく、大事な人と暮らしていきたい。
そんな彼らが過ごしてゆくのは“この世の果ての家”なのか・・家


A Home at the End of the World-3.jpgコリン・ファレルって、私生活では濃ゆくって、あばれはっちゃくみたいなイメージがありますけれど、こういう優しさと繊細さを持ち合わせた役柄がまたピタッっとはまる辺りは凄いです!
ロビン・ライト・ペンとの拘りの後、流す涙には正直参りました。
ジョナサン役のダラス・ロバーツとNYで再開後、モーツァルトでダンスをするシーンの切ない美しさもGOODです。

っということで、パティ・スミスやザ・バンド、ジェファーソン・エアプレーンと・・・サントラも欲しくなってしまったこの作品。
でも、調べてみたら・・・
肝心要のローラ・ニーロの曲が収録されていないようなんで、サントラはやめとこかなどんっ(衝撃)(爆;)


この記事へのコメント
「この世の果ての家」一度読んだような気がしますが、ついに映画化なりましたか。手前の男の子、いい感じですね。それにしても邦題、何とかならないものですかね〜。
Posted by Bianca at 2006年11月09日 20:39
[Em38]Biancaさん

さすがBiancaさん、マイケル・カニンガムの、この原作読んでみえますか!?
この作品は脚本も彼なので、詩的で繊細な物語の雰囲気はよく出ていたように思いますが、やはりもっと細かい部分も知りたくて、原作も読んでみようと思っています。
それにしても、レンタル屋で邦題だけ見てたら、気がつきませんよね。(笑;)
手前の男の子・・・コリン・ファレルなんですけど、もう異様に可愛かったです!^^
Posted by ラクサナ at 2006年11月11日 01:05
うひゃ〜 これしりませんでした〜
マイアミバイスを結局見逃したので、これ借りてきてみようかしら。。笑
単館系のアート作品ってほどでもないし、ハリウッド大作でもない、ちょうど中間当たりのこの辺の作品って 日本では公開しずらいのかもしれませんねーー
Posted by マダムS at 2006年11月12日 10:14
[Em38]マダムSさん

マダム、年末何かとお忙しいでしょうが、これ是非観て下さいませ!^^
私も『マイアミ・バイス』、試写会が当たっていたのに所用で見逃しました。
コリン・ファレルの同性愛のシーンなどもあって、向こうでは『ブロークバック・・』と同じ頃に公開だったのかな?
何かと話題になった作品らしいですが、原作・脚本が、あのマイケル・カニンガムということで、マダムの関心もよりいっそう募られると思います。
多少説明不足の部分もある気がしますが、なかなかの作品でしたよ。
Posted by ラクサナ at 2006年11月12日 23:24
ラクサナさん、お手数かけてます!

コリンの「イノセント・ラブ」見ましたよ。
60年後半から70年にかけてのお話って
異常に懐かしさを覚えます。
ボビー存在が皆に愛されながらも、今まで保ってた均衡を乱していく様は、
今まで、幾度となく映画で見てきたシチュエーションにも思えるんですが、
それがコリン・ファレルやロビン・ライト・ペンやシシー・スペイセクで見応えありの演技ですね。
コリンの純真可憐(笑)な演技はすごい!
好きだな〜〜

ラクサナさん「マイアミバイス」御覧になってないんですね!
コリン、マイケル・マンの手にかかって、
もう素敵な大人の男になってますよ!!
今までどこかヤンチャが抜けきらない男の役が多かったけど、コン・リーと見せてくれます
大人の恋の極め付き!!
Posted by キウイ at 2006年11月25日 22:51
[Em38]キウイさん

コチラこそ、お世話になっております。m(__)m

純粋無垢なコリン・ファレルご覧になりましたか!
シシー・スペイセクも、何ともピュアな母親役を見せてくれましたよね。
原作では、もっとジョナサンや母親の心の葛藤が描かれていると思うんですが・・・
やっぱり、このコリン・ファレルは忘れられませんよね。^^
私も好きです!

ひゃー『マイアミ・バイス』、コリンのお相手はコン・リーでしたか!
マイケル・マンの作品は見応えありますもんね〜!
来月末のDVD化を、首を長くして待ちたいと思います♪
Posted by ラクサナ at 2006年11月27日 18:30
観ました観ましたよ〜〜ん♪
ひゃ〜 もうびっくり! コリンのあの繊細さ!!!!!
すぐ後に『ダブリン上等』まで観ちゃったので、もうその差に唖然でっす!(爆)大した役者さんだってことですよねえ。
それに!あの高校時代のあの子の眉毛の形といい雰囲気といい・・コリンそのままじゃないですかー(爆)

あの”ヒッピー・ムーヴメント”の時代の空気を知ってる身としては すんなり理解出来る内容でした。「ウッドストック」なんて単語も今の人はピンとこないでしょうけれども・・
ボビーの優しさ・繊細さが回りを癒してくれてますよね〜私もシシー・スペイセクだったらちょっと複雑な気持ちになっちゃうかも(笑)
良い映画のご紹介有難うございました♪

ところで、尾崎英二郎さんからのメッセージが届きましたんで、ブログに掲載しております。「硫黄島からの手紙」公開まであと一週間ですね 楽しみに鑑賞致しましょうねっ♪
Posted by マダムS at 2006年12月02日 09:06
[Em38]マダムSさん

ひゃ〜『ダブリン上等』までご覧になりましたか!^^
そうなんですよね〜コッチのコリンは繊細で、アッチのコリンはヤンチャがき!(笑;)
高校時代のあの子も似てましたよね〜雰囲気が!
時代設定や音楽も格別な味わいで、愛すべき作品ですよね。
気にいって頂けたようで嬉しいです♪

尾崎さんのお知らせ、有難うございました。早速お邪魔して、尾崎さんの応援サイトも拝見してきました。
『硫黄島からの手紙』の大久保中尉役、どんな尾崎さんが見られるのか楽しみですね〜!
Posted by ラクサナ at 2006年12月03日 00:23
一週間レンタルになったので、見ました。
めちゃめちゃ可愛いコリンで、イングマル君に見えちゃいました。(違うって?)

こういういい作品が未公開なのは、残念です。
Posted by MACHI at 2007年02月17日 20:33
[Em38]MACHIさん

コリンファンのMACHIさんの感想が気になる所でしたが・・・
気に入って頂いたようで良かった![Em87]
イングマル君って、ラッセ監督の!?^^;
私もこのコリン君はお気に入り・・・ミニシアターでも公開して欲しかったですよね。
Posted by ラクサナ at 2007年02月19日 15:28
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