2006年11月17日

幸福のスイッチ

siawaseno.jpgここのところ、観たい邦画が結構いっぱいあるのに・・・
何故か選んでしまったこの作品。
実は町の個人経営の電器屋さんという内容に、最近身につまされる思いがあったんです・・・。
(ま、そのお話は後ほど・・・ということで!わーい(嬉しい顔);)

コレはでも、なかなか面白く・・・
三姉妹と頑固な父親が織り成すコミカルでペーソス溢れるお話。
家族の絆は勿論、電器屋さんを通した町の人々とのふれあい。
電球を換えて、パッと明るくなった部屋のように、ちょっとした幸せな気分にさせてくれる、かなり満足いく作品でした。ひらめき

監督・原案・脚本はTVドラマ等でも活躍中の、期待の新人女性監督、安田真奈。
撮影・美術等のスタッフも女性で、女性ならではの視点も細やかで、何より電器屋さんのエピソードに着目した点は、なかなか鋭いと思います。パンチ



siawasenosuitti-2.jpg
田舎町で電器店を営むガンコ親父に反発して、東京でイラストレーターとして働く21歳の稲田怜(上野樹里)。
彼氏の紹介で就職した職場でも、上司と反りが合わず会社を辞めてしまう怜に、妹の香(中村静香)から、長女の瞳(本荘まなみ)が倒れたとの手紙が届く。
あわてて実家へ帰った怜だが、入院していたのは、仕事先で骨折した父親の誠一郎(沢田研二)だった。
そして、渋々家業の電器店“イナデン”を手伝うハメになった怜だが・・・




皆さんは電化製品を今、何処で買いますか?
私は勿論、安さと安易さで大型電気店で購入する事が殆どですし、不便さも特に感じていませんが・・・
そういった大型店のサービスって、持ち帰り価格だの、持ち込み修理だの、ポイントサービスだの・・・全て安価という名目で、どちらかというと店の都合重視で、サービスが客の方に向いていないんですよね。
昔は、大手家電メーカーの名を掲げた個人経営の電器店に、購入は勿論、修理から何から任せていた時代がありました。
うちの母は、最近馴染みの電器屋さんが占めちゃった為に、やっぱり困っているんですよね。
こないだも愚痴を聞いてきたばかりで・・・(^^;
やはり年寄りの一人暮らしとなると、ちょっとした細かい修理や電球の交換まで、気軽に頼めて、家の事情も熟知している馴染みの電器屋さんは重宝します。少しばかり(かなりかも・・?)高くついてもね。


そんな訳で・・・
siawasenosuitti-3.jpg実にタイムリーに、この映画の“イナデン”の、忘れかけていた心温まるサービスには、何ヵ所もジーンと来ました。
そして、イナデンは近所のお暇なオジサン達が材料持ち寄って、ジューサーや餅つき機で2時間遊んでいく集いの場所でもあります。
出張修理の時には必ず換えの電池や電球を持って参上。
何十年前のアイロンでも、手持ちの部品で何とか修理。
イナデンのガンコ親父演じる沢田研二も、ちょっとテンションが高すぎるけれど、なかなかの好演です。
家業や親を理解している長女役のオットリした本上まなみや、要領のいい三女役の中村静香、仏頂面の次女役上野樹里が、仕事や生きる姿勢、物や心の大切さに対してほんの少し気づいていく物語。
結局、家族の中での似た者同士は、オヤジと次女の怜になるのでしょうか・・。(笑;)
だからといって、何もかもがハッキリして、うまく事が運ぶ訳ではないけれど・・・・
そんな所もこの作品のちょっぴり笑えて、しみじみする良い所だと思います。ひらめき


posted by ラクサナ at 17:03 | Comment(6) | TrackBack(0) | 2006年 11月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
そうそう、この映画気になっていました。
近所の電気屋さんは、親を抱えていると、何かと頼りになる存在ですよね。
それに、沢田研二・・彼のGS時代の華やかさ、ソロ歌手時代のあでやかさなど
を覚えている私には、感無量です。ラクサナさんはどのあたりからご存知?
Posted by Bianca at 2006年11月17日 20:48
[Em151]Biancaさん

>近所の電気屋さんは、親を抱えていると、何かと頼りになる存在ですよね。
ホント、そうですよね。
でもそんな電器屋さんが無くなってきている現状には寂しい限りです。

沢田研二、ジュリーのことは、ザ・タイガースのデヴュー曲“僕のマリー”を初めて聴いた♪小学生の頃からファンでしたよ。
『世界はボクらを待っている』も、当時観に行きましたよ!
こないだTVで再見して、そのあまりのチープさにたまげましたが・・!(^^;
最近では『カタクリ家の幸福』とか、加齢臭漂うようなオッサンの役をよくやってますよね。
また似合うんで参りますが・・。(^^;
この作品でも、なかなか素晴らしいです。
時の過ぎ行くままに・・・この身をまかせ・・・[Em143]ですかね。

Posted by ラクサナ at 2006年11月18日 01:47
話はそれますが、私の気に入りは「♪年上の人、美しすぎる・アァ、アァ〜」ですかね。
私が学生の頃と言うと40年近く前ですが、一ぱしの読書家で有名だった下級生の男子が
(前髪がフワッとしてました)「タイガースにファンレターを出した」というのをフッと思い出しました。

つい、つまらぬ昔話を・・ごめんなさい。
Posted by Bianca at 2006年11月18日 11:29
[Em151]Biancaさん

年上のひと、美しすぎる〜♪
タイガースファンの下級生の男の子・・。
お〜危険な二人♪
何か素敵なBiancaさんの想い出を垣間見させて頂いたようで嬉しいです。有難うございます。[Em155]
私は小学校の学芸会で、“モナリザの微笑み”をやった覚えが・・・ミリタリールックでね。(懐;)

同級生でもカラオケじゃ未だにジュリーのレパートリーが特技というオッサンもいますよ。^^
Posted by ラクサナ at 2006年11月19日 22:49
おおぅ=ジュリーも今のキムタクに負けないくらいセクシーだったのに、このポスターではすっかりオヤジですね(笑)私の子供の頃は「勝手にしやがれ」ですか〜帽子を投げるのとか学校でよくマネしました。「TOKIO」とか・・あ〜懐かしい。
Posted by ゆーみん at 2006年11月20日 23:17
[Em151]ゆーみさん

ですよね〜ジュリぃ〜〜〜!(笑;)
今でも毎年コンサートをやってるらしいですし・・・(行かないけど・・^^;)
ただ、どうにも体型がいけませんやね!
それは田中裕子のせいだと思ってます。(笑;)
サリー(岸部一徳)に負けないように、俳優としても頑張って欲しいものです。
Posted by ラクサナ at 2006年11月21日 00:16
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