2007年01月27日

ヘンダーソン夫人の贈り物

Mrs Henderson Presents-2.jpg

1937年、富豪の未亡人ローラ・ヘンダーソンにより、
イギリス初のヌードレビューがウィンドミル劇場に登場!



実話に基づくということですが、なかなか素敵なストーリーでした。ぴかぴか(新しい)
中盤からの戦争の哀しみを称えたお話を予測させない、ジュディ・デンチのカラッとしたキュートな演技、ボブ・ホスキンスとの掛け合いも絶妙!
昨年デンチさんのオスカーノミネートも納得の作品。ひらめき


1937年、莫大な遺産を受け継ぎ未亡人となったローラ・ヘンダーソン(ジュディ・デンチ)は、ソーホーの中心街にあったウィンドミル(風車)劇場を買い取った。劇場経営者の殆どがユダヤ人男性であった当時、上流階級の夫人の行動としては非常に突飛なものであったが、支配人として雇ったヴィヴィアン・ヴァンダム(ボブ・ホスキンス)と共に劇場経営に乗り出すことに。
当初、ヴァンダムが提案した“ノンストップ公演”により順調なスタートを切ったが、他の劇場に真似され客足が持ち込む中、ローラは女性のヌードをステージで見せることを提案する。
それは当時の硬いイギリスの世相の中では不可能かに見えたアイディアだったが、ローラの知人である役所の担当官に、女性が動かない事を条件に許可を取り付け、そのヌードレビューは、一大センセーションを巻き起こすのだが・・・。


Mrs Henderson Presents-5.jpg

本当に最初は、そうだよね〜未亡人だからって刺繍なんてやってられないよね!って感じで・・・
未亡人ではあるが金持ちというジュディ・デンチが多少の哀しみの前不振りはあるものの、颯爽と描かれていて楽しいるんるん
いや〜でもコレほど瑞々しく未亡人を演じてしまうデンチさんって、やっぱりさすがでっす揺れるハート

Mrs Henderson Presents.JPGで、相手役のボブ・ホスキンスがまたいいではありませんか・・・。
今作で、あのお歳のボブさんのヌードまで見せて頂けるとは思いませんでしたが・・・
アタシを脱がせるならアンタたちもお脱ぎ!」と言うあのシーン、『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』でもありましたが、本当におマヌケで可笑しいんですよね。
そんな中、確かデンチさんまで一瞬脱ぐんじゃないかと、思いっきり背筋が凍ったワンショットもありましたが・・・・がく〜(落胆した顔)
洒落にならない事にならなくてよかった・・・わーい(嬉しい顔);ほっ

お堅いイギリスという国の初めてのヌードレビューは、なるほど今見ると慎ましやかなものであるけれど、動かない女性なら、マネキンでも良さそうな物が、やはり生身の女性の美しさには、セクシーなだけでは無く、その温かさや柔らかさに心和ませるものを感じますよね。

Mrs Henderson Presents-6.jpgそして中盤から、人生は色褪せないけれど・・・戦争の悲しみも決して色褪せる物ではないのよ・・・という展開に・・。もうやだ〜(悲しい顔)
人を癒すのに、やはり恋という代償を求めてはならないのか?というケリー・ラリーの悲しいエピソードには、デンチさんと共にシュンとしちゃいましたが・・・ラストのデンチさんの一発逆転の演説と・・・
ホスキンスとの屋上のシーンでの「踊りませんか、一度だけ」には、ジーンとしてまたハッピーるんるん
んな訳で、コメディ色豊かなお話ではあったけれど、とても素敵な反戦映画でもありました。



posted by ラクサナ at 13:51 | Comment(9) | TrackBack(3) | 2007年 1月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
ラクサナさん、こんにちわ。
このポスターの真ん中の女性、まるで光の妖精のよう、すてきですね!
いつも思うのですが、イギリス人は、何かあるとすぐ服を脱ぐ傾向が
ありませんか?(カレンダーガールとかフルモンティ)
普段、自分を抑えている代償でしょうか?
Posted by Bianca at 2007年02月01日 14:54
ご覧になりましたね♪
みんなで脱げば怖くないってシーン!愉快でしたね〜。 平日の昼間の鑑賞でしたが、結構年齢のいったご夫婦?(違かったりして)なども多くて、皆さんわっはっはと大笑いで楽しんでいらっしゃいましたので、こちらまで和やかな気分でずっと鑑賞出来たんですよ〜♪
劇場の空間って映画でも芝居でもそういう一体感がいいんですよね〜 戦争中にも「絶対閉じません」って頑張ったと言うエピソードもなかなか良い話でしたよね^^
Posted by マダムS at 2007年02月01日 21:06
[Em72]Biancaさん

この作品でヌードを披露してくれたケリー・ライリー、『スパニッシュ・アパートメント』や『リバティーン』などの演技も印象深いですが、なかなかスッキリとした美人さんですよね。
やはりヴィクトリア王朝時代の非常に厳しく、ある意味偽善的だった道徳観念への反発もあるんでしょうかね〜?
どの作品も実話からというのが多いのも何をか言わんやですよね。^^

[Em72]マダムSさん

コチラも年配の方の鑑賞が多かったです。いや、この作品に限らず、最近はどの作品でも平日の昼間の観客の平均年齢は、凄く高いです。そのうち、試写会応募も年齢詐称しない方が当選率高くなる気がするんですが・・。(笑;)
ホント、楽しい作品でした。
マダムがおっしゃるように劇場内の空気が心地よい気がしましたよ。^^
妻帯者のボブさんに、ちょっとした嫉妬を見せるデンチさんに『ラヴェンダーの咲く庭で』以来の、大熟年女性の可愛さを又魅せてもらった気がします。^^
Posted by ラクサナ at 2007年02月02日 12:08
こんにちはー。
ハートウォーミングなよいお話でしたー。
シロクマ着ぐるみが一番のお気に入り。
そうそう、『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』を観ていなかったら、あのシーンはもっと笑えたかもー。

そうそう、TBできないですかー。すみません。
西瓜の時は、禁止ワード問題もあったりしたんですが、それ以降は断続的に不調みたいですー。
同じしーざーブログでもマダムのところからはいただけているのにぃぃ。
Posted by かえる at 2007年02月02日 12:38
[Em72]かえるさん

Oh!シロクマの着ぐるみ、さすがテディベアの国!?アレは可愛かったですね〜中国人も・・・!^^
富豪の未亡人の無鉄砲だけど、イイ意味でのワガママさ、無邪気さが素敵でした〜♪
そうなんですよね『ぼく妻・・』を彷彿とさせるシーンでしたので、驚きは無かったですが、また笑わせて貰いました。

ひゃ〜TBの件、地道にトライしてみたいと思いますので、ヨロシクお願いいたします。(笑)

Posted by ラクサナ at 2007年02月03日 09:58
こんばんは!
コレ中々良かったですね。去年から上映のロングランで、シアターに入らしていたおばさま方ガラガラ笑いながら喜んで観てらっしゃいました。
ケリー・ライリーが何となく役不足な感じしましたが?いかがでしょう??
70才過ぎて尚かつチャーミングなデンチさん羨ましいですわね?
Posted by margot2005 at 2007年02月11日 18:26
[Em72]margotさん

若い人でも十分楽しめる作品だとは思いますが・・・コチラも和やかに観覧してましたよ、やはり年齢層は高めです。^^
ケリー・ライリーは良かったと私は思いましたが・・・只、あの展開はちょっとあまりにも気の毒な感はありましたねぇ。(^^;
本当に70歳過ぎて、いろいろな女性を演じられるデンチさん、素敵ですよね!
Posted by ラクサナ at 2007年02月13日 20:05
ヘンダーソン夫人の贈り物は粋で素敵でしたねぇ〜!
あの演説にはジーンとくるとともに、あまりのうまさに脱帽でした。
見せ場でした・・・。
こういう才能のある彼女は家に閉じこもって、刺繍などやっていられませんですよね。
交渉のうまさにも感心させられたけど、
わがままだけど、可愛くて、豊満で、心のままに生きるヘンダーソン夫人を
さすがジュディ・デンチはとっても魅力的に演じて、素晴らしかったです!!
70歳ぐらいになっても、主役を張れる女優さんを尊敬しちゃいました。
Posted by 紫の上 at 2007年02月18日 23:57
[Em72]紫の上さん

そうですよね、粋な作品って点では、デンチさんとラストでダンスを踊るボブ・ホスキンスの演技にも全般魅せられました♪
ジュディ・デンチは『ラヴェンダーの咲く庭で』でも可愛く萌え!な初老の女性を演じていましたよね。
これからもドンドン素敵な女性を演じて欲しいですね!^^
Posted by ラクサナ at 2007年02月19日 15:34
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