2007年06月06日

アメリカン・パスタイム

AMERICAN PASTIME.JPG

6月8日のDVD発売記念試写会での鑑賞。
一応5月12日に公開されていますが、上映館は一館のみの独占ロードショーで、劇場鑑賞した方は少ないと思います。

中村雅俊がハリウッドデビューした作品ということで・・・
邦題のサブタイトルが“俺たちの・・”
イーストウッド監督作から“星条旗”を付けた感じはしますが・・・・わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)
第二次大戦中の、在米日系人が収容されていた施設での生活を描いた作品。
日系人であるデズモンド・ナカノ監督が父親から聞いた実話をベースに脚本も手がけている為、地味ではあるけれど、こういった作品がアメリカで作られることには、今又意味がある気はしますね。


日系人カズ・ナカムラ(中村雅俊)と妻エミ(ジュディ・オング)の両親の元、二世として育った息子レーン(レオナルド・ナム)とライル(アーロン・ヨー)はアメリカ人として不自由の無い暮らしをしていたが・・・第二次世界大戦が始まり、日本による真珠湾攻撃を期にアメリカに住む日系人たちは強制収容キャンプに送られる事になり、彼らもまた今までの生活を捨てユタ州のキャンプへ収容される。
自由の無い不当な扱いに憤りを感じる息子たちだったが、長男のレーンは国家への忠誠とアメリカ人としての自負の為陸軍に仕官する。一方ジャズと野球の才能にたけていた次男のライルは、その才能を発揮する場所もなく不満を募らせていくのだったが・・・音楽を通して看守ビリーの娘(サラ・ドリュー)と知り合うことになる。


戦時下の日系人を描いた作品というと『ヒマラヤ杉に降る雪』『愛と悲しみの旅路』なんかも思い出しますが・・・
今作は第二次大戦中の、日系アメリカ人の強制収容所での生活を描いた作品ということで、その中に日系人とアメリカ人との恋愛部分などもあり『愛と哀しみの旅路』の方に近いかもしれません。

全体としては地味なトーンと演出で、上記作品よりも全体的にゆるい感はあります。
でも実話からということで、日系人が辿った悲劇の時代に、それでもアメリカ人としての誇りと意地を失わない彼らの姿勢を知ることができる作品として評価できると思います。

後半からは野球の試合を通して差別という壁を乗り越える展開が感動を呼ぶけれど、その試合に賭けをして日系人たちがその賭けの対象にするあるモノ(こと)に、ジーンとしました。もうやだ〜(悲しい顔)
試写会の前には、中村雅俊とジュディ・オングのコメント映像が付きました。
この二人もなかなか頑張ってはいたと思うけど、息子二人を演じる(中国俳優)のが日本の俳優で無いのはちょっと残念。ふらふら
キャストの中では、多分日系の俳優だと思われる豪快に英語と日本語を操る老人役の俳優が印象的。ぴかぴか(新しい)
エンドロールに“レイン・ナカノ”と“ノリユキ・パット・モリタ”に捧ぐ・・・っとなっていたけど・・
似てはいるけどまさかあの老人役『ベスト・キッド』のノリユキさんではないですよね・・・2005年に他界されているもんね。がく〜(落胆した顔)


余談ながら・・こないだ『プリズン・ブレイク』のシーズン2のレンタル最新話に付いてる『24』の新シーズン6の1話を観ていたら・・・目
冒頭から無差別テロに頭を抱える大統領に「イスラム系の人々を全て収容所に隔離してはどうか?」っと進言するシーンがあったけど、そこで穏健派の意見として第二次大戦中の日系人の収容所送りを繰り返す事の間違えを指摘する台詞もあって・・・
まぁまぁこういう話は『24』の世界だけであって欲しいものだけど思わされましたっけ・・・。ふらふら
posted by ラクサナ at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年 6月映画鑑賞作品
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