2007年06月10日

きみにしか聞こえない

kiminisikakikoenai.JPGネット試写会にて鑑賞。
公開は6月16日。

人気作家・乙一の短編小説を映画化した『神童』の成海璃子と小出恵介主演によるファンタジー・ラブストーリーということだが、ティーンエージャー向けと思われる乙一の原作は、当然私は読んでいません。わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

でもこの映画はなかなか良かったですexclamation
ファンタジー部分は韓国映画の『イルマーレ』にも似た感はあるけれど・・・携帯という小道具を使って、今の時代の切ない出逢いと、優しさや大事な物へのメッセージが感じられる爽やかで温かな作品。



内気で人前で話すことが苦手な女子高生相原リョウ(成海璃子)は、かけてくる友人もいないことから、今時の女子高生としては珍しく携帯も持っていない。そんな彼女はある日、公園でオモチャの携帯を拾う。不思議なことにその携帯に若い男の声で着電が入る。
その男性はリョウの住む横浜からは遙か遠くの長野県に住むシンヤ(小出恵介)という青年で、
リサイクルショップに勤める彼は、壊れた携帯から電話をしていたのだった。
二人は電話を通してお互いを知るが・・・すぐに実際には携帯無しで、しかも声にしなくても頭の中で電話の会話ができるようになっていた。
そんな2人はお互いにいつしか実際に会う事を望むようになっていたが・・・・。


kiminisikakikoenai-3.jpgたかだか2〜3歳の違いとはいえ、この時期の女の子の2〜3年の成長は、外見から内面まで凄まじいものがありますが・・・
表情が実年齢より落ち着いて大人びた雰囲気の成海璃子は、実年齢14歳の中学生を演じた『神童』よりも、コチラのおとなしめの女子高生役の方が、何だかしっくりきますね。

kiminisikakikoenai-1.JPG
相手役の小出恵介が又いいんですよね!
『初恋』や『のだめ』のマスミちゃんで、すっかりファンになっちゃった私。揺れるハート
なかなか演技の幅も広く、孤独感や哀しみを背負いながら、優しさやぬくもりを感じさせるシンヤ役がピッタリ。
リサイクルショップで働く彼の、捨てられた物に命を与える優しさ、物を大事にする姿勢にも心癒されるものがあって・・・時計
やっぱりこの作品でもやられちゃいましたわ。もうやだ〜(悲しい顔)


この2人が携帯→脳内携帯(?)で話を始める下りは、粗筋だけ読むと漫画チックですが・・・・
孤独な少女に対して、ある秘密を持っている青年という設定が、なかなかの効果をストーリーに与えて・・・ひらめき
2人の反応を見ていると、ただのファンタジックなラブストーリーにない小さな感動がいくつも生まれるんですよね。
横浜と長野に1時間の時差を与えるということも・・・(この辺りで、何とも「イルマーレ」を重ねちゃうんですが・・^^;)
それが・・・やはり上手くラストに生きてくる展開。ひらめき
クライマックスは、そのことでちょっとしたパラレルワールドが繰り広げられ、感動のラストの前にハラハラするスリルも味わえる。

kiminisikakikoenai-2.JPG


そして・・・
人との繋がりの温かさを知り、勇気と自信を取り戻していくラストのリョウの笑顔も爽やか。
ドリ・カムの主題歌♪が無くとも・・・・これはなかなか感動できる作品。
ハリウッドには売りたくないわね。パンチ(笑)



posted by ラクサナ at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年 6月映画鑑賞作品
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