2007年10月14日

アフター・ウエディング

After the Wedding.JPGオンライン試写会にて鑑賞。
公開は10月27日。

久しぶりのネット試写会。ひらめき
「おぉ〜マッツ・ミケルセンじゃん!」
しかも彼を「いいじゃん!」っと意識した作品『しあわせな孤独』、デンマークのスザンネ・ビア監督作品ですものね。
昨年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品でもあります。

やはり『しあわせな孤独』でもそうでしたが、女性監督らしい繊細な目で、人生やその死、家族やその愛を見つめる作品でしたね。
特に各々シーンでのキャストのアップ、目の表情などが印象的です。目

今一番自分にとって大事な事は何か?
簡単なようで、時として見失ってしまっている・・・
そんな事を、ふと考えさせられる作品でした。
やはりマッツ・ミケルセンはこういう作品がよいなぁ。揺れるハート



After the Wedding-1.jpgインドで孤児の面倒を見る救援事業に従事していたデンマーク人のヤコブ(マッツ・ミケルセン)。
彼はそんな事業に財政難を抱え頭を悩ませていたのだが、デンマークの実業家ヨルゲン(ロルフ・ラッセゴード)から資金援助の申し出を受ける。
ヨルゲンに会うためデンマークへ戻ったヤコブだが、ヨルゲンは週末の娘アナ(スティーネ・フィッシャー・クリステンセン)の結婚式に彼を強引に誘う。
しぶしぶ結婚式に出向いたヤコブだが、そこで彼は思いがけぬ女性と再会し、衝撃的な過去の事実を知ることになるのだった。




何ていうか・・・
ネタバレになりそうですが・・・
『死ぬまでにしたい10のこと』の中年男版みたいな・・・・がく〜(落胆した顔)
私はサラ・ポリーの演技が素晴らしいあの作品で、唯一嫌いなことろがありまして・・・
それは当然“おせっかい”甚だしい所。
いやまぁ自分はまだ“死の宣告”を受けたことがないので滅多なことは言えませんが・・・
自分が死んでいく人間だからって、そこまで家族(特に旦那の伴侶を決め付けること)に押し付けてイイのかいなexclamation&question
「勘弁してくれよ!パンチ」って気がずっとしておりました。ふらふら



今回も顛末が理解できるまでは、随分金持ちヨルゲンの態度が気に入らなかったのですが・・・
やはり立場が違って中年男性の気持ちってのだったら、判る気がするんですよね〜。
それはただ“安心”という物を得るだけではなく、様々な葛藤がある上での我がままな決断です。
ミケルセンも良いのですが・・・このヨルゲン演じるロルフ・ラッセゴードも凄く素敵で良かった。揺れるハート
そうそう『太陽の誘い』の純朴にしてセクシーなオロフ役だった彼。
今回は、豪快な事業家でありながら苦しむ父親であり夫を見事に演じていました。

他のキャストも、娘役のまだ二十歳そこそこのスティーネ・フィッシャー・クリステンセンが可愛く、母親ヘレナ役を魅力的に演じるシセ・バベット・クヌッセンとよく似た感じで、そんな所も女性監督らしい繊細なキャスティングを感じます。

After the Wedding-2.JPG

自分がデンマークに呼ばれた意味合いを知り、選択を迫られる主人公のヤコブだけれど、彼には血は繋がらないけれどインドに大事な子供がいて、ラストに彼がその子に語りかける申し出にその子が答えた台詞がまた胸を打ちます。もうやだ〜(悲しい顔)
自分にとって一番大事なもの・・・愛情・・・血のつながり・・・金銭的なもの・・・
その大事な物をどう守っていくのか・・・そんな人間のスタンスを凄く考えさせられる作品でしたね。



posted by ラクサナ at 22:54 | Comment(6) | TrackBack(2) | 2007年 10月映画鑑賞作品
この記事へのコメント
知らなかった〜〜この作品。
おお「しあわせな孤独」のマッツ・ミケルセンなんですね。「アーサー王」にも出てたあのマッツ・ミケルセンですね?!
Posted by キウイ at 2007年10月30日 13:15
[Em73]キウイさん

反応して頂いて有難うございます!
そうなんですよ〜「キング・アーサー」のトリスタン役でしたよね。
最近の「007/カジノ・ロワイヤル」での悪役には参りましたけど・・・(^^;
デンマークで最もセクシーな男優、俳優になる前はプロのダンサーだったとか・・・納得ですよね。[Em137]^^
Posted by ラクサナ at 2007年10月31日 00:54
こんにちは。
マッツ、良かったですよね♪
「カジノ」のときよりずっとまとも(爆)で、こういう映画にいっぱい出て欲しいなって思いました!

ヨルゲンは最初「なんて傲慢な」とおもい、だんだんに共感していって、最後に「でもやっぱり自己中かも」と少々思いましたが・・・・

私も感想を書いたので、TBさせていただきました。
Posted by jester at 2007年11月09日 11:56
[Em73]jesterさん

コメントとTB有難うざいます。m(__)m
いつもマダムのブログ等で、秘かにロムさせて頂いておりました。^^

この作品、インドでのマッツとあの坊やのラストシーンが・・・私には一番のツボでした。
血は繋がらなくとも、相手への愛情と許しと、尊重が深く感じられて・・・(TT)
そうそうヨルゲンを演じたロルフ・ラッセゴードも良かったのですが・・・
もっとマッツ演じるところのヤコブの生き方、人となり・・できればインドまで行ってソレを確かめ、本当の意味での2人の絆を描いて欲しかったような・・・
ヨルゲンにそんな余裕や時間は無いだろうし、そうなると2人の男のロードムービーになってしまうかもしれませんが・・・(笑;)そんな作品も観たかった気がしたりして・・・(^^;
jesterさんのブログへも是非感想を拝見しに伺わせて頂きますね〜!

Posted by ラクサナ at 2007年11月09日 13:32
ラクサナさん、こんにちはー。
お久しぶりのトラコメでっす。
『幸せな孤独』のニルスはステキでしたよねー。
カジロワのマッツもいいけど、やっぱりこういう繊細キャラを演じてくれるのが最高ですよね。
『死ぬまでにしたい10のこと』は、主人公がハタチそこそこの若い女子だから、私はあまり鼻につかなかったんですが、ヨルゲンは持てる男ゆえの傲慢さが初めは不快でした。でも、真実を知ってしまうと、やはり彼の哀しみにも同情してしまうのでした。正しさはさておき、理解は大いにできますよねー。
味わい深い作品でしたー。
ジッパーあげるところはグッときましたねー。
めがねなマッツもまた観たいー
Posted by かえる at 2007年11月11日 08:54
[Em73]かえるさん

ひゃ〜無精者ゆえ、ご無沙汰を重ねております〜!m(__;)m
寅米有難うございます♪

「マッツ、セクシーなり!」では私は「『幸せな孤独』に一票!」ですが・・・(めがねイイですよね(^^;)
この作品も久しぶりにマッツを見たな・・・という気がして大満足です。

>『死ぬまでにしたい10のこと』は、主人公がハタチそこそこの若い女子だから・・・
なるほど、それもそうですよね。
ヨルゲンのある意味傲慢な思いは、本当に良し悪しは別として、理解できる気がしちゃいますよね。

>ジッパーあげるところはグッときましたねー。

本当に・・・・・(TT)
人間の“しがらみ”とも言える、愛情や血の繋がり・・・その何を選ぶかの選択肢は自分にあるわけだから、
自分にとって何が一番大事かの選択をするヤコブの思いは本当に胸に響きました。

Posted by ラクサナ at 2007年11月12日 11:31
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アフター・ウエディング Efter brylluppet
Excerpt: 2007年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたこと、マッツ・ミケルセンが出ていること、デンマーク映画・・・ ぐらいの予備知識で見に行ったら、どこかで見たような風景・・・・。 黒い車体に黄色い..
Weblog: JUNeK-CINEMA in the JUNeK-YARD
Tracked: 2007-11-09 11:58

『アフター・ウェディング』 Efter Bryllupet
Excerpt: ドラマティックな展開、人間の複雑な感情、繊細な表現力と深遠なるテーマが心に沁みゆく。 インドで孤児たちの援助活動に従事するヤコブは、寄付金を申し出た実業家ヨルゲンに会うため久しぶりに故郷デンマー..
Weblog: かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
Tracked: 2007-11-11 08:45
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