2005年10月27日

クリップス

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「ノーベル賞候補にもなった元ギャングに米地裁が死刑命令」

昨日のYahooニュースです。


全米で最も凶暴なギャング団「クリップス」を結成、過去に数件の殺人を犯し死刑判決を受けていたスタンリー・ウィリアムズに、遂に死刑執行が確定したということ。
スタンリーが他の死刑囚と違う点は、悪名高いギャング団のボスであったこと。
そして死刑囚としての投獄生活の中で、自らの歩んだ道を悔い、非暴力運動を訴える児童書を書き、ギャング撲滅運動に貢献し、ノーベル平和賞、文学賞候補にまでなったこと。

この矛盾した二つの顔を持った、持たざるを得なかった男の物語を、
二ヶ月ほど前に、レンタルビデオで観た時にも、何故か釈然としなかった思いが残ったのを思い出す。

邦題『クリップス』。原題は『REDEMPTION』(償い)。日本未公開作品。
主演スタンリー役は『Ray』でR・チャールズの生き写しのようなを演技を披露したジェイミー・フォックス。

子供時代、暴力によってしか得られなかった自分のスタンス。
家族の代わりに組織を作り、抗争は続く。
そんな彼は死刑囚となっても、最初の10年は獄中での縄張り争いを続ける。
独房で隣り合わせた長老と呼ばれる囚人から、一冊の辞書と手書きの絵を貰うことによって、過去の自分を振り返り、その思いを字にしたためることを知る。
そして一人の編集者の女性と出会う。
それをきっかけに、彼は自分の歩んできた道を反面教師として、子供たちに向けての児童書を書き、非暴力活動を開始。そしてノーベル平和賞、ノーベル文学賞候補になる・・・。

ジェイミー・フォックスは、やはりこの作品でも素晴らしい演技を見せていた。
ただ、一人の人間の相反する二面性、死と隣り合わせの暴力と、死刑に怯えながらの非暴力活動。原題でもある償いとは、誰に向けてするものなのか?
その辺り諸々の何とも答えの見つからないもどかしさ・・・

そして答えがこの死刑執行確定にあるとは思えないのだが・・・・

とにかく釈然としないまでも、『Ray』と同時期にジェイミー・フォックスが演じたこのスタンリーという役柄も、忘れがたいものになったのは事実である。

この記事へのコメント
CRIPSみたょwww
マヂ感動したし(●゚v゚d)
メチャェェ話ャでw
マヂ皆見たホォがェェょ
Posted by うへへへ at 2006年06月11日 20:52
[Em153]うへへさん
初めまして〜コメント有難うございます。
昨年暮れにスタンリー・トゥッキー・ウィリアムズ、死刑がついに執行されましたね〜。随分反対運動もさかんに行われた上での執行で、何とも言えない気持ちになりました。それが是か非かは、とても判りませんが・・・。
そのずっと以前にこの映画を観られたことは、答えはでなくても、彼について少しは考えること、知ることができてラッキーだったと思います。
Posted by ラクサナ at 2006年06月11日 22:46
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