2006年09月29日

イルマーレ

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海辺に立つ一軒の家と郵便受けを媒体に、2年の時を隔てた若い男女が“手紙”のやり取りで愛を育んでいく・・・・という、オリジナルの韓国版『イルマーレ』。


オリジナルは韓国のお話でありながら、音楽はジャズ、海辺に立つ洒落た家は美しくはかなげで・・・何処かよその国の雰囲気もあり、主演のイ・ジョンジェもチョン・ジヒョンも初々しくて、後でチョン・ジヒョンが“猟奇的な彼女”だと知って、ぶったまげた記憶もありますが・・・(^^;

リメイク版の『イルマーレ(原題:THE LAKE HOUSE )』は、音楽も展開も非常にアメリカらしく・・・ありえない時限を越えた愛にも、それなりの説得力を与え・・・
愛を育むのがキアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックということで、随分大人のラブストーリーになりました。
さて『スピード』コンビの「異常な状況で生まれた恋」は今回成就するのでしょうか・・・・exclamation&question



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posted by ラクサナ at 01:48 | Comment(15) | TrackBack(3) | 2006年 9月映画鑑賞作品

2006年09月25日

サムサッカー

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ちょっと見でも、ちゃんと親指の付け根まで入れて吸っている・・・本格的だわ・・・。がく〜(落胆した顔)(爆)
っという訳で・・・
17歳になっても親指を吸うことを止められない男の子を予告編で観て興味をそそられた作品。
興味をそそられたのは、親指吸いの主役、ルー・チップ君もさることながら・・・
ティルダ・スウィントン、キアヌ・リーヴス、ヴィンセント・ドノフリオ、ヴィンス・ヴォーン、ベンジャミン・ブラッドなどなどが脇を固めていることもあったのですけれどね。^^

結構コメディ色が豊かなのかな〜っと思ったけれど・・・
これが案外真面目な、人間は依存する動物なり・・・の青春ドラマ。
アートやCM、ミュージック・クリップなどで活躍しているマイク・ミルズの初監督作品。
監督の希望で当初音楽を担当していたエリオット・スミスが、2年前に突然自らこの世を去ってしまったという作品でもあります。
エリオット・スミスは、ガス・ヴァンサントの『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で書き下ろしたテーマ曲“Miss Misery”が懐かしいですよね。

っと言うわけで音楽も、やはりなかなかヨロシイこの作品。

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posted by ラクサナ at 19:11 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2006年 9月映画鑑賞作品

紙屋悦子の青春

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“戦争レクイエム三部作”『TOMORROW 明日』『美しい夏キリシマ』『父と暮らせば』の黒木和雄監督が、劇作家である松田正隆が自らの母親の実話を基に書き上げた戯曲を元に映画化。
そして公開を待たず今年4月に急逝された、黒木監督の遺作となった作品。

戯曲からの映画化ということで、黒木作品では『父と暮らせば』寄りの作品になるでしょうか。
ヒロインである悦子、その兄と嫁、悦子をめぐる海軍航空隊の少尉二人の、長回しのカメラによる、殆どが紙屋家でのシーンでの会話で成り立つ作品。
淡々と物語が進んで行く中で、前半は当時の茶の間の雰囲気、絶妙な会話のやり取りに、時折は笑わされ・・・
後半は、やはり秘めたる思いがあふれ出すように泣かされ、しみじみと感動させられる、地味ながら素晴らしい作品でした。
そして私はこの作品で・・・あろうことか、古き懐かしい日本の慎ましやかな食卓に・・・随分食欲をそそられてしまいました。

戦争がテーマの作品では、派手な戦闘シーンや生き死にの描写を観るよりも、その時代にあって、慎ましくも人間らしく普通に生きる人々の姿に、より感情が揺さぶられ、心の中の何かが共鳴する思いがします。

これで監督の作品が見納めである事も残念でなりませんが、監督が描き続けた戦争と言う狂気の時代、その中での庶民の凛とした生き様は、忘れる事ができないでしょう。

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posted by ラクサナ at 18:38 | Comment(4) | TrackBack(2) | 2006年 9月映画鑑賞作品

2006年09月19日

狩人と犬、最後の旅

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フランスの著名な冒険家であり、作家であり、写真家でもあるニコラス・ヴァニエが、ロッキー山脈に生きる最後の狩人ノーマン・ウィンターと犬たちを主役に、その暮らしをドキュメンタリータッチの映画として作り上げた作品。

ニコラス・ヴァニエは、自らも犬ぞり冒険家として、今年の春に8000キロに及ぶ、ロシア横断の旅を犬たちと達成したのだそう。
何かもう、本物が本物を撮るという、素晴らしいの一言に尽きる作品。
ニコラス監督自身も、ロシア横断から帰って、
「犬たちがいなければ、この旅を成し遂げることはなかったでしょう。最大の感謝は、彼ら、愛する犬たちに捧げます」
っとコメントしたそうだけれど・・・

『狩人と犬、最後の旅』、自然の景観も素晴らしいけれど・・・
主演のノーマンに犬たち、自然と同化する本物たちの持つ、とてつもなく魅力的なイイ顔をイッパイ見られた・・・何とも素敵な作品。
そう、人間も自然の一部なんですね〜。

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posted by ラクサナ at 22:49 | Comment(5) | TrackBack(3) | 2006年 9月映画鑑賞作品

2006年09月14日

X-MEN:ファイナル ディシジョン 

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邦題が『Final Decision』、原題が『The Last Stand 』で、
まぁどっちでもイイや・・・って感じですが・・・(^^;
さてXーMEN、いよいよ最終章ですねexclamation


監督は『スーパーマン・リターンズ』に行ってしまったブライアン・シンガーに代わり、『ラッシュ・アワー』『レッド・ドラゴン』のブレッド・ラトナー監督。
撮影開始直前まで、監督選びが難航していただけに、ちょっと心配でしたけど・・・
いやなかなか素晴らしく纏まった、娯楽SF大作の最終章exclamationどんっ(衝撃)
ちょっと前2作品に比べると軽めで、内容とは裏腹に翳りの部分はライトな感じですが・・・これだけのシリーズをあっさり纏めて105分!
相変わらず前2作品の復習もせずに鑑賞に望みましたが問題なしexclamation&question
何はともあれ、あれまあれまっと面白く観る事ができました。

それにしても・・・殺す殺す・・・exclamationがく〜(落胆した顔) モバQ
死なないわ・・あれ?(^^;ゞ

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2006年09月12日

キンキーブーツ

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KinkiyBoots.jpgドラッグクィーンと二人三脚で、田舎の靴工場を立て直すという、イギリスのノーサンプトンの靴工場の実話が元になっている作品。
予告を観た時点で、あの『堕天使のパスポート』等のキウェテル・イジョフォーがドラッグクィーン役と知り、かなり観たい度を募らせた作品でもあります。

偏見と戦い、自分らしさを大事にしていくことに、靴工場の成功を重ね合わせ、それは周囲までも変えていくという・・・まぁ定番ちゃ〜定番なサクセスストーリーですが、実話からというのが驚き。がく〜(落胆した顔)
さすが『フルモンティ』や『カレンダー・ガールズ』の、新しいものが認められる土壌には、しっかりと根付く伝統ありのイギリスの作品であります。そんな靴工場での製造過程なんかも楽しく、女装すると明らかにマッチョぶりが拡大するキウェテルのドラッグクィーン姿での地声の熱唱も楽しい、見所満載な作品でした。キスマークぴかぴか(新しい)
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2006年09月08日

マッチポイント

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70歳になったウッディ・アレンが『ベッカムに恋して』で見初めたジョナサン・リース・マイヤーズと、新たなるミューズとして惚れ込んだスカーレット・ヨハンセンを主役に、初めてロンドンを舞台に描いたサスペンス・ドラマ。

自らの低迷期(?)の作品を「凡庸」と称する悲観論者ウッディ・アレンが、これまた、この凡庸な新作のメロドラマ的ストーリーに「マッチポイント=運」という妙味を浮かび上がらせ、してやったりと、こっそり自画自賛している姿が目に浮かぶ・・・。わーい(嬉しい顔)

っということで、久しぶりにアレンの作品で眠気を感じなかった魅力的な作品。
多分にジョナサン&スカちゃんという主要キャストの魅力による所が、私にはビッグポイントでしたわ。ぴかぴか(新しい)

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posted by ラクサナ at 22:56 | Comment(13) | TrackBack(2) | 2006年 9月映画鑑賞作品

2006年09月07日

もしも昨日が選べたら

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試写会にて鑑賞。

全米では6月23日公開にて興行成績トップの好成績を収める、相変わらず本国では大人気の、私的に大好物のアダム・サンドラー主演作品。
監督はアダム・サンドラー作品では人気の『ウェディング・シンガー』『ウォーターボーイ』でタッグを組んだフランク・コチラ。
ワンクリックで、人生をビデオのように巻き戻したり早送りしたりできるリモコンを手に入れた、笑いあり涙ありの男のお話。
原題は『CLICK』なんだけど、『もしも昨日が選べたら』って邦題は何なんでしょうねぇ〜!?ふらふら
どうにも“欽ドン!”だな・・「もしも明日が・・・♪」なんて歌ってしまいそうで・・・のぞみ、かなえ、たまえ!?(のぞみちゃんは、この曲ではオイタしてていなかったんだっけか? 爆;)

最近のアダムは、『50回目のファースト・キス』『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』など、コメディの中でも苦悩する人間ドラマの部分の魅力が際立ってきている気がするんですが、今作も素晴らしかった!
共演がケイト・ベッキンセール、クリストファー・ウォーケン、そして『50回目のファースト・キス』でも怪演(?)していたショーン・アスティン等で・・・やっぱりクリストファー・ウォーケンがいいんですよね〜!
コチラでは23日公開。

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posted by ラクサナ at 21:42 | Comment(12) | TrackBack(0) | 2006年 9月映画鑑賞作品

2006年09月06日

ハード キャンディ

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出会い系のチャットで知り合った14歳の少女と30代の男が、3週間後に初めてご対面。
念願かなった狼は、赤頭巾ちゃんを部屋に連れ込み、牙をむくはずだったのだが・・・・
牙をむいたのは赤頭巾ちゃんの方だった・・・。



ミュージック・ビデオやCMからのデヴィッド・スレイドの初監督作品。

そのショッキングな内容もさりとて、男の役を『アラモ』『オペラ座の怪人』では、ご清潔なイメージしかなく、TVドラマの『エンジェルス・イン・アメリカ』では、赤裸々なゲイの青年を演じていたパトリック・ウィルソンが演じているということからも、観る前から興味津々のサイコ・スリラー。


殆どが男の部屋、密室での二人の会話で成り立っているこの作品。
14歳の少女を演じるエレン・ペイジの演技には本当に驚愕させられるが、想像していた緊迫感と、ショッキングなシーンは思った程でも無く、不確かな設定やオチに・・・人の善悪やら道徳観念ってものにも疑問がわき、観終わってもアレコレ考えさせられる。

ということで、実はあまり前知識が無い方が、もっと怖く面白く観られたかもねっとも思う作品。


ネタバレもアリの続きを読む
posted by ラクサナ at 18:08 | Comment(12) | TrackBack(3) | 2006年 9月映画鑑賞作品
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